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小さな体躯にデカい顔 ~ FIRST RESPONSE '83 DODGE DIPLOMAT

今回はちょっと渋めの1台をご紹介します。


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↑インターミディエートで全長5mそこそこですが、エラそうな顔をしています。


本日ご紹介するのはダッジ・ディプロマット、'77年に登場したクライスラーのインターミディエートセダンです。ダッジ・アスペン/プリムス・ヴォラーレのシャシーを延長して誕生し、同じMボディとしてはプリムス・グランフューリー、クライスラー・ルバロン、ニューヨーカー/フィフスアベニュー等が存在ました。小さくなったとは言え、全長5mを超えるRWDとして、ポリスカーとしても活躍。シボレー・カプリースやクラウン・ビクトリアと並び、映画やドラマでもお馴染みの存在でした。


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↑小柄(当時の米国基準です/笑)ながらがっしりしたボディといかめしいツラ構えが独特の個性を醸し出しています。


オイルショック以降、デトロイトにダウンサイジングの嵐が吹き荒れていた頃のクルマであり、慣れない小さな寸法に苦心の跡がありありと見られるようなスタイリングです。切り立ったリアウインドー、短いリアオーバーハング。何とか豪華さを保とうと、仰々しいグリルやクロームのモールディングで精一杯飾り立てた結果、なんとも賑やかな外観となっています。大きなアメリカ車が好きな当方は、当時は好きになれないクルマでした。・・・が、今見るとこれはこれでイイ(笑)。小さいけれどがっしりした体躯、威張っているようなデカいツラは何となくブルドックを連想させます。


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↑基本的に以前、映画「ユージュアル・サスペクツ」の劇中車としてご紹介したモーターマックスの金型を使用していますが、各部ディテールはブラッシュアップされています。画像は有りませんが、基本的には床板まで共通です。


ミニカーはポリスカーミニカーを得意とする・・・というか、ほぼポリスカー専門のファースト・レスポンスの製品。同ブランドの例に漏れず多種多様なポリスカーのバリエーションが展開されていますが、今回ご紹介するグリーンメタリックやブルーメタリックのノーマル仕様や、嬉しい事にイエローキャブ仕様も発売されています。似ているな~とは思っていたのですが、どうやら基本的には過去にご紹介したモーターマックス製の金型を使用しているようです。しかし、エンジンフード先端のペンタスターエンブレムがエッチング製になっていたり、タイヤ&ホイールが精度の高いものに交換されていたり、アンテナやドアミラーなどのディテールが追加されていたりと、そこここがグレードアップされています。


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↑ホイール、ライトバー、アンテナ、ブッシュバー・・・アンダカバーカーや郡警察仕様などの単色ボディの個体を製作出来るよう、多数のパーツが付属しています。


さて、先程ノーマル仕様と書きましたが、そこはファーストレスポンス製品。ただのセダンで済む筈はありません(笑)。このミニカーには各種ライトバーやホイール、アンテナ、ノーズに装着するブッシュバーやスポットランプ等々、その筋のパーツがこれでもか!とばかりにテンコ盛りで付属しており、アンダーカバーカー、或いはアンマークドカーと呼ばれる、いわゆる覆面パトカーに仕立てる事が出来るようになっています。彼の地(米国)でもポリスカーモデルの世界では1/43がメジャーな存在のようなので、今後もこうしたポリスカーに使用された車種の製品化を期待したい所であります。


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↑プロトタイプはファーストレスポンスのサイトによると'85という事になっています。その年代では上級モデルは顔付きが変わっていた筈。ベーシックグレードのこの顔(旧型のまま)はポリスカーのベースとしては好適なチョイスでしょう。(因みにオリジナルのモーターマックス版は'83と表記されていました。

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Comments
 No title
ディプロマットいいですね~
個人的にはいかにもアメ車って感じで好きです♪
このクルマポリスカーが似合いますね 覆面パトカーもポリスカーにしても似合いますね♪
 No title
クルマとしては低迷期のアメリカ車なだけあってろくな物ではありませんが、逆にそうした「ガラクタ一歩手前」のメカニズム関係を用いて派手で押し出しが効く見栄えを演出している1980年代前半のダッジディプロマットは今見るとどこかいじましく、当方の判官びいきも手伝って実に憎めません。
何でも当時は米国でパトカーに多用されたものの、兄貴分たるプリマス・グランフューリー/ダッジセントレジスと並んで「故障だらけのパトカー」として汚点を残したのも否めません。
ただ、そんなディプロマットの淡いグリーンのボディカラー、小生自身のラッキーカラーでもあり心からノックアウトされてしまいます―大人の風格と気品を優しさで包んだ同カラー、1970-80年代の風俗を今に伝えてくれるのと同時に、「緑の風のアニー」や「アリーヌ」など欧米の不朽のバラード名作につながる濃さが感じられて一つの文化が漂っているのではないでしょうか。
この種のグリーンは1977-79年のGMビュイック・ルセーバー/エレクトラ他GM系フルサイズ各車や我が国でも日産ローレル/セドリック(430型)/スカイラインGT(C210)それに三菱ギャランシグマ(二代目)にも見受けられ、また当方個人もこれと同色のセーター/シャツをまとって以前愛車だった1992年式メルセデス・ベンツ260Eを走らせまくったことも良い思い出(1990年代半ばのこと)です。
 No title
きよ様

いらっしゃいませ~。
ダッジ・ディプロマット&プリムス・グランフューリー、仰る通りポリスカー
でこそ様になるといった感じのクルマですよね。
このシリーズのCHP仕様とイエローキャブ仕様もいずれご紹介出来たら
と思います。当方はこのモデルは海外調達したのですが、最近は国内
でもぼちぼち扱いがあるみたいですね。
 No title
真鍋清様

いらっしゃいませ~。
この時期、アメリカのメーカー各社はオイルショックによるダウン
サイジングや排ガス対策によるパワーダウン、品質低下など2重苦、
3重苦に陥っていましたからね。もがき苦しんで生まれたクルマ達も
今になって振り返ると味があると言うか・・・(笑)。
仰る通りグリーンメタリックのボディカラーやコーディネートされたインテリア
カラーなどに、微かに往時が偲ばれますね。
 No title
ディプロマットといえばやっぱアメリカ映画のパトカーだなぁ…特に覆面パトカーは今でもディプロマットのイメージが頭から離れない。
見た目「激走!5000キロ」のロスコー警部みたいなオッサンが若手の刑事に運転させてる風景がすぐに頭に浮かびますね。
で、フレンチ・コネクションみたいにNYの街中をカーチェイスw
相手はヤトミンのミニカーみたいな派出で変なストライプ入れた2代目のカマロみたいなスポーティーカー(派手なストライプ&メッキホイルは必須アイテムw…ザ・ドライバーの最後のカーチェイスに使ったポンティアックでも可w)。

付属パーツが色々付いてるのはイイですね
他のミニカーにも流用したくなります。
 No title
桃色ジープ様

いらっしゃいませ~。
今回のモデルのようなグリーンメタリックとか、ゴールドとか、
よくアンダカバーカーとして映画やドラマに登場していましたよね。
この顔が轟音と共に迫ってきたらなかなかインパクトがありそうです(笑)。

全くのドノーマルも良いのですが、単色ボディにブッシュバーやスポットランプ
装備でバレバレになっている仕様もカッコ良いな~と思います。
今回のモデルに付属しているパーツを使えばそうした仕様も簡単に再現
出来そうです。
仰る通り、他のミニカーへの転用も利用価値が高いですね。
 No title
その筋のパーツの豊富さ、てんこ盛り状態ですねww
一時期の?アオシマやフジミの車プラモを髣髴させますね。

体格はもとより、顔のいかつさは、パトカー向きだったのかしら・・・
 No title
ねこざかな様

いらっしゃいませ~。
米国ブランドのこの手のモデルカー、ホントにオマケパーツが多くて
嬉しくなってしまいます。
彼の地の専門店ではパーツや各地のポリスデカールなどが単品で
別売されていたりしてそちらもとても興味深いです。

このクルマの場合、対して大きくないのにやたらエラそうな顔している
のが却って微笑ましいかもです(笑)。
 No title
なんか変なアメ車でやんのーw、

これは、当方が79のカプリスに乗っていた時に、初めて1985年型のルバロンを見て、真剣に思った感想ですw
そして、まだ、親父の330セドリックの方が、ずっとアメ車っぽいや、、とも思ってましたw

でもでも、こんなのまで、OPパーツ満載で出てくる時代になったなんて、、良い時代ですよねー

え、、クライスラーレバロンだってぇーw、、いーの、当時はソウ読んでたんだからww
 No title
覆面える様

いらっしゃいませ~。
ですよね~。当方も当時は「死ぬ程カッコ悪い」って思いました(笑)。
・・・なのですが、そんな冬の時代の米国車も今見るとなんだか
懐かしい感じがします。
一見元気なようでいて、欧州車と見分けがつかないようなクルマ
・・・と言うかフォードの乗用車は殆どが欧州と共通のモデルである
昨今に比べれば、この頃の方がまだ米国車らしかったのかも知れません。。。
 No title
おや!ビビっとくるイイ顔ですねコレは!!!
なので、思わずコメ欄に来ちゃいましたよ(^u^) Pony様お久しぶりです。

いやはや当方、色々あり以前予告致しましたブログ開設はずっとお預けです(>_<)

でも1/43カーのコレクションは続けております。Pony様のとかぶるのもあります。
グッドスマイル製のダッジチャレンジャー(ピンクのほう)ですとか、たった今オクで落札した
イクソ?の白に青のストライプのシェルビー350GTとか(笑)
ヤトミンのブリット仕様のマスタングもありますよ!映画みて惚れました。

最近購入したなかで我がイチオシなのは、
アメリカンエクセレントのポンティアックファイアーバード(オレンジ色)です。
子供の頃、ミウラやイオタ、ポルシェに並び憧れのスーパーカーでしたね。
サイトが編集可能な状態なら、画像アップして公開したいですよ・・・・

ともあれ、イイ顔のみせていただき、ありがとうございました。
 No title
トイズモデルズカルト管理人様

いらっしゃいませ~。
お久しぶりです!!

グッドスマイルのチャレンジャーは良いですよね。あのシリーズ、
出来ればもっと続けて欲しいのですが・・・。
イクソのシェルビーGT、日本では過去にレッド+白ストライプの
ロードバージョンとルマン出場仕様の350Rが発売になっていますが、
入手されたのが白+青ストライプのロードバージョンだとすると、恐らく
ヨーロッパの書店系アイテム(イクソ製)かと思います。

NEO/アメリカンエクセレンスのファイアバード、当方は正規輸入された
白の方を買ったのですが、あれはオレンジの方が魅力的ですね~。
高いから両方買うのはちょっと無理かなと言う感じです。。。

ディプロマットの顔、気にいられましたか(笑)。
トイズモデルズカルト様のサイトでアップされていたデソートといい、
クライスラー系の顔は何か貴方の琴線に触れるものがあるのでしょうね。
ブログの方、開設される目処が立ちましたらぜひご一報下さいませ。
よろしくお願い致します。
 No title
80’のアメリカが舞台の映画で出てくるタクシー/警察車両で一番好きな車です。
2番目はカプリス、インパラです。

まぁ、当時は生まれてないですしアメ車に興味を持ち始めたころは車名すら知りませんでした。

逆にアメ車で一番最初に好きになって車名を覚えたのはフォード・クラウン ヴィクトリアですね。

今思うと昔から渋いおっさんカーやタクシーが好きでしたw
 No title
NONOJI様

いらっしゃいませ~。
おや、お若い方だったのですね。クルマの好みからすると当方と同じ
くらいのお歳かと・・・(失礼しました。。。)

ダッジ・ディプロマット/プリマス・グランフューリ、シボレー・インパラ/
カプリス、そしてクラウン・ビクトリア・・・どのクルマも製造期間が長く、
ポリスカーとしても大活躍。映画のカーチェイスシーンの常連でしたから、
NONOJIさんが影響を受けても不思議はないかも知れません。

当方は子供の頃に「ブリット」と「バニシングIN60」を観てマスタングを
強烈に刷り込まれました(笑)。映画の影響って物凄く大きいと思います。

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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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