1/43cu.in.

1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

スクリーンを駆け抜けたクルマ達 '74~'76 Bricklin SV1 from DEADLINE AUTO THEFT

・・・先週末はバタバタで更新が遅くなりました。。。


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映画のシーンを再現(笑)。ホントは主人公はガルウイングドアを開けて、ジャンプ前にブルックリンからヘリへ脱出しているのですが・・・。


最近、1/43スケールモデルカーの世界ではスパークやNEOをはじめとするレジン製完成品が増え、当方のような米車好きが狂喜乱舞するような製品も発売されるようになりました。しかし、まさかこのようなマイナーな車種までフォローされるとは・・・。と言う事で今回ご紹介するのはブルックリンSV1であります。・・・え?そんなクルマ知らない?・・・そうですよね。。。この車は'74年から'76年までの僅か3年間のみカナダで製造されたスポーツカーで、カーチェイスムービー好きな方ならバニシングIN60を撮ったH・Bハリッキーの監督第2作、ジャンクマンの冒頭で派手なカーチェイスを演じていた事をご記憶かも知れません。


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↑巨大な5マイルバンパーが印象的なブルックリンSV-1。何だか押すと引っ込みそうなフロントバンパーです(笑)。ドアは電動式のガルウイング。


ブルックリンSV1はアメリカの富豪、マルコム・ブルックリンなる人物(スバル・オブ・アメリカの設立に携わった人なのだそうです。)によって製作された電動式のガルウイングドアを持つスポーツカーで、SV-1はセーフティー・ビークル・ワンの略。サイドビームやロールケージによる乗員の保護や衝撃吸収のための巨大な5マイルバンパーを装備しており、70年代にスポーツカーと安全を結び付け、少量ながら製造・販売した事実は思想的にはある意味画期的だったと言えるのではないかと思います。


エンジンは当初AMC製の360cu.in.(5.9リッター)を搭載、その後フォード351cu.in.(5.7リッター)ウインザーユニットにスイッチ。残念ながら売り物のガルウイングドアやリトラクタブルヘッドライト、ガラス繊維とアクリルの複合ボディのひび割れなどトラブルが多発、製造コストの高さから経営的にも行き詰って3年の間に2854台が製造されたに留まったと言われています。


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↑長いノーズから更に突き出た5マイルバンパーがユニークなブルックリンSV-1。モデルはAutomodelloと言うブランドのレジン完成品。中々に細かく作り込まれています。


さて、冒頭でも触れた通り、このクルマはH・Bハリッキーの監督第2作である”ジャンクマン(原題THE JUNKMAN)”で派手なカーチェイスを演じ、最後はポリスカーのバリケードをジャンプ一閃飛び越えた後、水路に飛び込んで華々しい(!?)最期を遂げていましたが、実はH・Bハリッキーの監督第3作とされる映画”バニシングin60デッドライン(原題;DEADLINE AUTO THEFT)”でこのカーチェイスシーンがより長バージョンで収録されています。


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↑BOXセットのDVDを買った後、どうしてもオリジナル音源で観たくて中古のVHSを購入しました。バニシングin60やジャンクマン同様、やはりオリジナルの音源の方が観ていて楽しいです。


このハリッキー第3作は1作目のバニシングin60と2作目ジャンクマンのカーチェイスシーンを使用し、ドラマ部分を撮り足して再構築したような映画です。特に後半は全くバニシングin60そのままという画期的なリサイクル作品なのですが、ブルックリンのカーチェイスシーンは10分以上と大幅に延長されていてそれだけでも見る価値があります。(・・・と、当方は思っています/笑)せっかく発売されたハリッキーのDVD-BOXは残念ながら絶版のようですがその気になってネット上を探せば動画も多少はヒットします。ここに敢えて動画を貼る事はしませんが、興味がおありでしたら是非探して観てみて下さい。

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Comments
 No title
こんにちわ~。
まさか自称「安全なスポーツカー」ことブルックリンSV-1がミニカー化されているとは思いませんでした。

この車はエンジンやボディもアレでしたが特に電気系が最悪で、バッテリーが死ぬとガルウィングが開かなくなり車の中に閉じ込められることがよくあったそうです。

バニシングin60デッドラインについては見たことがありませんが、カーチェイスに「安全なスポーツカー」を使うのはどうかと思います。

ところでこのミニカーはもちろんバンパーがバネで可動しますよね(期待)
 No title
うる様

いらっしゃいませ~。
「安全である事を目指した」スポーツカー(笑)、ブルックリンSV-1、
発売されていたんです。当方も見つけた時は狂喜乱舞しました。(←大袈裟)
海外オクで最も安い所を探した結果、はるばるオーストラリアからやって来ました。

ガルウイングドアの件は、記事を書く上で色々調べた中でも、ドアが開かなくなって
テールゲートから出入りした等、色んな逸話がありました。映画の中では主人公が
走行中に電動のドアを開け、安全に車外に脱出していましたよ(笑)。

残念ながらバンパーは動かないのですが(笑)、製造元のサイトをみると
ガルウイングドアが開くような感じなのですが・・・手元のモデルは
どう見てもドアが開くようには見えません。
ひょっとしたらモデルが2種類存在しているのか?レジン製なので
怖くて試せません。。。
 No title
スミマセン、私これ、知りませんでした(汗)
巨大バンパー・・・追突されたらきっと伸びるんですよね、トコロテンみたくww
 No title
ねこざかな様

いらっしゃいませ~。
いえ、当方も「ジャンクマン」&「デッドライン」を観ていなかったら、このクルマ
の存在は一生知らなかったかもしれませんし、仮に知っていてもミニカーは
買わなかったと思います(笑)。
カナダで生産されたほとんどカスタムカーみたいなクルマですし、H・Bハリキは
何故このクルマを映画で使ったのかな~と思います。

>巨大バンパー・・・追突されたらきっと伸びるんですよね、トコロテンみたくww
・・・実はこの巨大なバンパーには秘密があって、故障した時に牽引してもらうべく、
新幹線みたいに左右に分かれて連結器が出て来るんです。(大ウソ/笑)
 No title
ブルックリンと言えば、あの鯰と言うか研ナオコと言うか…あの唇を彷彿させる5マイルバンパーと、装甲の様なボディーパネルの所為かスーパーカーカードや消しゴムの世界ではベンツ・ロールスロイスと並んで子供達の残念アイテムだったなぁw
そういや雑誌では"アメリカ初のスーパーカー"って触れ込みで巻頭飾った事や、スーパーカー界の二大スターカウンタック・BBと共に茶碗にもなったのに…
子供ってのは残酷だw

昔のESVみたいに安全云々言いつつガルウイングドア(しかも電動)採用したりと、変な所で抜けてると言うか…詰めが甘い所が変に憎めない。
そのクセ、ハリッキーのドライブで熱い走りを見せてくれる所は中々どうして侮れない。
ハリッキーと言えばあと10年は生きてて欲しかったなぁ…亡くなるの早過ぎ。
生きていればもっと痛快カーアクション映画撮ってたろうに(スライサーの活躍ぶりもっと見てみたかった)。
 No title
桃色ジープ様

いらっしゃいませ~。

>変な所で抜けてると言うか…詰めが甘い所が変に憎めない。
ブルックリン、昔のSF映画に出て来る未来のクルマみたいな雰囲気も
ありますよね(笑)。なんか微妙なハリボテ感と言うか・・・。
その辺りが詰めが甘くてもなんだか憎めないキャラクターに繋がって
いるのかも知れません。
あの顔付きのままロボットにトランスフォームしても面白いかも・・・。

ハリッキーさんは本当に残念です。バニシングin60Ⅱは完成した作品
を観てみたかったですね。ジャンクマン以上の勢いでこれでもかって
くらいにクルマを壊しまくっていたので、完成していたらクルマの破壊台数
でギネスの記録(ジャンクマン)を塗り替えていたに違いありません。
”スライサー”のオモチャも発売されていたかもしれませんね(笑)。
 No title
一瞬、、アタシはフェアレデーZかとww

こんな車まで立体化しちゃうなんて、、うーん、、絶句w
 No title
覆面える様

いらっしゃいませ~。
確かにロングノーズなプロポーションはZに近いかも知れませんね。
日本でこのモデルを買おうと考える人は、多かれ少なかれハリッキー
さんの影響を受けているんじゃないかと思います。

当方もまさか1/43でこのクルマが買えるようになるとは思いもしませんでした。
このモデルの他、スパークからはあの北米製カウンタック、ベクターW8
が発売されているのですから、ホント恐ろしい世の中になったものでつ(笑)。
 No title
私もコレ、Zの3代目かと思いましたが、たぶんコッチの方が先ですね。
ということはこれを参考にして………w

アメリカのこういう少数ビルダーにいは、まだまだ知らないカコイイ車が
たくさん有りそうですねぇ!ヽ(´ー`)ノ
 No title
fziro様

いらっしゃいませ~。
'74~'76年と言うと、Zはまだ初代のS30系の頃ですね。
そう考えると結構斬新なデザインだったかも知れません。
品質面の問題が無ければもっと成功していたかもです・・・。

正式にはアメリカ車とは言えないかもしれないかも知れませんが、
デロリアンもそうしたクルマの1台ですし、サリーンとか遡れば
シェルビーもそうでしょうし・・・他にも意外とたくさんあったりします。
http://car-maker.net/usa/

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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