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(出来る範囲で・・・)総力特集!! FORD GT40 Vol.0; プロローグ

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。2012年の1/43cu.in.は、昨年末に予告した通り「(出来る範囲で)総力特集!! フォードGT40」でスタートしたいと思います。


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フォードGT。デトロイトの巨人フォード社が、ヨーロッパでのイメージアップを狙いルマンに勝利するために製作したミドエンジンのレーシングカー。苦難の末、'66~'67年をフォードワークスで、’68~'69年はJWAからのエントリーで4年連続制覇するまでの歴史を1/43モデルで振り返りたいと思います。全てを完璧にフォローする迄には至っていませんが、要所は押さえられたのではないかと思っています。今回は序章として歴史を語る上で参考にした文献をご紹介しておこうと思います。


参考文献1; モデルカーズNo.9 1990年1月増刊号 (ネコパブリッシング刊)

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・・・正直に申しますと、元々マスタングをはじめとする量産市販車が大好きな当方、かつてはフォードGTというクルマにそれほど強い興味はなかったのです。そんな当方にFORD GTのヒストリーを素晴らしいモデル作品群と共に教えてくれたのが本書。フジミのMk-Ⅱという優れたキットが発売されていたものの、自宅のプリンターで簡単にデカール自作など出来なかった時代にインレタなどを駆使し、フルスクラッチのJカーやミラージュを含む夥しいGTのバリエーションをカタチにした情熱にはただただ頭が下がります。当方が1/43モデルカーをコレクションする上でもベンチマーク(指標)となった得難い資料であります。


参考文献2; フォード vs フェラーリ 伝説のル・マン (A・J・ベイム著 祥伝社刊)

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この本につきましては昨年末に記しましたので詳細は省略しますが、クルマとしてのフォードGTだけでなく、それに関わった人々の人間ドラマとしての側面が強い1冊です。’66年からのフォードのルマン制覇に関しては、「ヘンリーフォード2世がルマンを金で買い取った。」といった揶揄もありますが、本書を読むとそこに多くの人々の血の滲むような努力、そして大きな犠牲があったことが分かります。簡単に金で買える程、ルマンは甘い物ではないと言う事だろうと思います。人間ヘンリー・フォード2世 vs エンツォ・フェラーリの対峙も読み応えたっぷりですが、個人的にはフォードのテストドライバーであり、レーシングドライバーでもあるケン・マイルズの半生に胸が熱くなりました。

参考文献3; フォードGT (檜垣和夫著 二玄社刊)

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フォードGT開発とレースでの活躍の歴史を豊富な写真と共に紹介する本書。こちらはどちらかと言えばハードウェア寄りの内容を中心に、一連のフォードGTシリーズのみならず実戦には出場しないまま終わったJカーや、JWAで開発されたミラージュM1やP68/69をも包括して解説してくれています。各車両の詳細なディテールなど資料性の非常に高い1冊。各年度のレース出場車からどの個体をミニカーでコレクションするか(資金が限られているので全部は買えない)、購入したミニカーの再現度がどれ程の物であるかの確認など、とても参考になりました。


・・・と言う事で本格的なご紹介は次回から。今回も古のミニカーを1台ご紹介したいと思います。


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↑ピレン独特の質感が美しいグリーンメタリックのボディ。


ご紹介するのは、以前ワンダーランドマーケットで入手したスペインのオートピレン製’66年型フォードGTマークⅡです。フロント&リアカウル、左右のドアがフル可動します。当方の入手した個体は、残念な事にフロントに積まれている筈のスペアタイヤが欠品しているようです。。。ボディーカラーは独特なグリーンメタリックですが、カーNo.2は恐らく’66年のルマンで優勝したブルース・マクラーレン、クリス・エイモン組の車両を指しているのだと思います。


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↑全体的なフォルムやパーツ構成はイタリア メーベトイの物に酷似しています。


このモデルは全体のフォルムやパーツの構成がイタリア、メーベトーイ製のそれと非常によく似ています。オートピレンは元々ディンキーの金型などを引き継いだ製品も多いのですが、本製品も同様にメーベの金型を引き継いでいるのかどうかは、残念ながら当方は勉強不足で良く知りません。。。旧いミニカーながらフォルムや各部の再現もなかなかではないかと思います。機会があればメーベの製品も入手してみたいものです。


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↑前後カウル、ドアがフル可動するのは往年のミニカーならでは。スペアタイヤは欠品!?


次回からは新し目の製品を中心にご紹介して行きます。今回の特集、ちょっと長くなっちゃうかも知れません・・・。

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Comments
 No title
祝 総力特集っ!

(できる範囲で)が 良いですね。
こちら できる範囲が どんどん狭くなってしまって…
でも あきらめずに 撮ってゆこうと思います。
本年も どうぞ よろしく!

BY AZ
 No title
AZ様

いらっしゃいませ~。
本年もよろしくお願い致します。

ルマンに出場したGT40、その気になればかなりの部分が揃うのですが、
全部買っていたらそれこそ資金がいくらあっても。。。
それでも主要な所は頑張って押さえたつもりなのでやってみようかと思います。

色々とお忙しいかもしれませんが、良い機会があれば新しい記事をアップ
して下さい。当方も相変わらずの週イチ更新でやってゆくつもりです。
お互いマイペースでいきましょう!
 No title
フォードGTの特集楽しみにしています♪

さてオートピレンですが、初期のモデルではディンキーの他にコーギー・メベトーイ・テクノからも金型を流用しています。メベトーイ版との大きな違いはシャシーとホイール程度でしょうか。

今回のモデルで面白いのは背の高い人用の屋根の凸部分をしっかり再現している所だと思います。
 No title
うる様

いらっしゃいませ~。
本年もよろしくお願い致します。

フォードGT特集、ご期待に沿えると良いのですが・・・頑張ります(汗)。
やはりオートピレンのMk-2はメーベの金型なのですね。
似てるよな~と思いつつ確証が持てませんでした。
ご教授、有難うございます。

で、ヘッドクリアランスを稼ぐためのルーフのコブ、ルマンのカーNo.2
ブルース・マクラーレン&クリス・エイモン組のマシンにもありましたから
考証は正しいと言う事になりますね(笑)。
次回からは新し目の製品が多くなると思います。
手に入った物はライバル車も合わせてご紹介しようと思っています。
 No title
3冊目のフォードGTの本、俺も持ってますw
ニ玄社のこの手の本はつい衝動買いしてしまいますね。
後はネコ・パブリッシングから出てたル・マンの本(確か60年代後半~70年頃にニ玄社の本の再販)この二冊は資料として永久保存版にしてます。

オートピレンのミニカー、このグリーンメタはイイですね。
思わず「どうやったら再現できるか?」と思わず考えてしまいましたw

フォードGTといえば5年位前に郊外の小さな中古車屋にカルマンベース(?)のガルフカラーのレプリカ(但し、レストアベース)がそれなりの値段(中古屋の主人曰く「書類アリ、25万」)あって、ついクラクラと来た覚えがありますw
イヤァ…あの時ハンコ持ってたら後先考えずに買ってレストア地獄にハマってたと思いますw
 No title
桃色ジープ様

いらっしゃいませ~。
本年もよろしくお願い致します。

二玄社の本、読み応えあるし写真も豊富で資料性が高いですよね。
当方もシャパラル、フェラーリ、ポルシェ辺りは読みたいのですが、
ミニカーにお小遣いを吸い取られてなかなか買えません(笑)。
A・J・ベイム氏の著書も熱いです。機会がありましたら是非ご一読を!

オートピレンのミニカーの色、恐らくシルバーの上にカラークリアを
吹いていると思うのですが、普通に真似すると華やかになり過ぎる
んですよね。何かでくすませていると思います。往年のソリドなども
そんな感じで塗装している物があります。amtの1/43プラキットを
多数、仮組で放置中なので、この辺でチャレンジしてみたいです。

レプリカのフォードGT、25万円だったらそれはクラクラ来ちゃいますね~。
当方も同じ場面に出くわしたら危ないかも?
VWベースなら排気量小さくて税金安そうだし・・・(笑)。
取敢えず外観だけ自分で塗装しちゃうなんてのも楽しそうカモですね。
 No title
ウチの再開はもうしばらく後ですが、明けましておめでとうございます。
フォードGTは好きなクルマなんで、総力特集楽しみです。

ところで、ついに国内オンエアですっ!
http://news.ameba.jp/20120106-365/

声優もオリジナルでウレシイっ!ヽ(´ー`)ノ
 No title
FZIRO様

いらっしゃいませ~。
こちらこそ、本年もよろしくお願い致します。m(_ _)m
ここ数年、フォードGTを少しづつ集めていたのですけれど、
↑の本を読んだら俄然アツくなってしまいまして。。。
でも、ルマンで優勝した特定の個体以外は、意外特売で安く入手
出来た物も多かったです。やっぱりレース物は勝ったクルマが
人気なんでしょうかね・・・。

で、・・・新年早々素晴らしい情報有難うございました!!!!!
当方全然知らず、あやうく見逃す所でしたっ。(大興奮中/笑)
ホントーに有難うございます。m(_ _)m録画して観たいと思います。
マイケルとキットの声が往年と同じとは!・・・分かってますね~。

・・・きっと、童友社のシエルビーGT500のキットを真っ黒に塗りたく
なっちゃうに違いありません(笑)。
 No title
どもども、大遅刻ですが、今年もよろしくお願いします。

で、モデルカーズNo.9 アタシも大切にしていますよー、

いつかコメもいただいた、1/24のプラモ完成品は、まさにこの本で影響を受けて、迷わず水色に塗ってしまいますたものw

うーん、楽しみな展開ですねっー♪
 No title
覆面える様

いらっしゃいませ~。
こちらこそ、本年もよろしくお願い致します。

モデルカーズのこの号は普段にも増して濃い~感じでしたよね。
フジミのキットも素晴らしいです。当方はデカールのクリア掛けを
しくじってNo.2の黒、途中で挫折しましたが。。。

あいも変わらぬカメ更新なのでちょっと長くなってしまうかもしれませんが、

ファンの多い車種だけに1/43モデルカーもなかなか充実しています。
そこそこミニカーも集まりましたのでアップして行きます。
よろしかったらお付き合い下さいませ。m(_ _)m

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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