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祝コルベット60周年!!C4コルベット(小)特集 ~C4コルベット誕生。 Solid Corvette Coupe & Conv.

C4コルベット小特集、先ずは初期タイプのモデルからご紹介します。


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1970年代、マスキー法など深刻な大気汚染に対処するための厳しい排ガス規制(それ自体はしっかり対応すべき問題だった訳ですが・・・)と、2度に渡るオイルショックはアメリカの自動車メーカーにとって大きな試練となりました。排ガス対応で自慢のエンジンパフォーマンスは幅にダウンする事となり、オイルショックにより伸びやかなボディ・大排気量のエンジンは縮小を余儀なくされました。ガソリン価格の高騰からクルマが売れず、収益の減少は生産現場の士気にも悪影響を与え、製造品質も大幅に低下するなど負のスパイラルに陥る事となりました。デザイン的な視点でも、小さくなった車体を精一杯豪華に見せようと、クロームパーツなどでゴテゴテと飾り立てたクルマが多かったように思います。


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↑ある時期玩具的な品質になってしまっていたソリドがスケールモデル志向に回帰したHiFiシリーズ。パーツ構成などはシンプルですが、プロポーションの良さは流石です。


しかし80年代に入り、有り余っていた無駄を排除した合理的な設計と縮小されたサイズに慣れたデザインのクルマが登場するに至って、状況はやや変化の兆しを見せ始めたように思います。’70~’80年代を’68年という良き時代にデビューしたC3で乗り切ったコルベットも、’84年型としていよいよ新世代のC4へと生まれ変わりました。抑揚に富んだC3に比べ、C4はよりシンプル&シャープなウエッジシェイプとなり、随所にコルベットらしさを受け継ぎつつヨーロッパのスーパースポーツカーに通じるテイストも感じられるようになりました。当時GMのデザイン担当副社長だったチャック・ジョーダン氏はフェラーリエンスージアストとしても知られていたので、その嗜好が一連のGM製品に反映されていたとも言われています。


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↑奥まった細いタイヤがちょっぴり残念。クーペはリアのガラスハッチが開くようになっています。


ミニカーは安価なオモチャ的製品ばかりになってしまっていたソリドが、再びコレクター向けのモデルへと回帰しようとしていた時期の製品で、HiFiシリーズと銘打っていた物。今日のそれに比べるとシンプルではありますが、シャシーが金属製に戻り、ホイールとタイヤも別ピースとなるなど、当時としてはスケールモデルカーとしての体裁を整えた仕上がりと思えるものでした。フロントピラーが少々太いですが、ボディのプロポーションは実車のシャープなイメージをよく捉えており、この辺りは流石ソリドだなと思わせる部分。ホイールのデザインが実車と異なり、タイヤが細すぎるのがちょっぴり残念な所。この辺りがきちんと仕上がっていれば、更に魅力がUPしていたのではないかと思います。


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↑コンバーチブルもプロポーションは良好ですが、シンプル過ぎてちょっと物足りない感じも・・・。インテリアが良く見えるので、ドアトリムなどはちゃんと作って欲しかった所です。


コルベットもC4以降はモデルイヤーによる変化が少なくなっており、外観から年式を特定するのは難しいものがあります。ご紹介している2台はどちらも年式の表示が有りませんでしたが、テールランプが丸4灯の初期タイプとなっています。角4灯のテールランプは’89年型のZR1で初採用され、翌’90MYに全グレードに展開されました。クーペは’86~’89はルーフ後端にハイマウントストップランプがあるので、ソリドのクーペは’84 or '85モデルイヤー、コンバーチブルはデビューが'86モデルイヤーなので’86~’89年型という事になるでしょうか。画像の表記はそれぞれの登場初年度としておきました。


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↑シンプル&クリーンかつ押し出しの強さも感じられるC4コルベット、3rdカマロ&ファイアバードと共に、当時は非常に新鮮な印象がありました。


●2015 MUSTANG発表!!


・・・さて、C4コルベット特集中ですが、去る12月5日に2015年型マスタングが発表されました。詳細はFORDの特設サイト検索でご覧頂くとして、先ずは50周年を控えたニューモデルの誕生を喜びたいと思います。個人的にはまだ馴染めないというか、手放しでカッコイイと喜んでいる感じではないのですが、実車をこの目で見るまで感想は差し控えようかなと思います。以前ご紹介したCAR AND DRIVER誌のCADデータに比べると、よりマッチョでアメリカン・スペシャリティーらしい力強さが感じられます。メカニズム的には4独サスや直4 2.3Lツインターボエンジンなど、世界市場を見越した大幅な刷新が図られているようなので、そのポテンシャルがどの位の物なのか大いに気になる所であります。

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Comments
 No title
ソリドからクーペも出ていたのですね(あたりまえか・・・)
揃い踏みを拝見できて嬉しいです♪

前の記事についてですが、ポール・ウォーカー氏の事故死、本当に残念ですね。
ワイルド・スピードシリーズどうするんだろ・・・。

スターウォーズで言えば、ハン・ソロがいなくなっちゃうようなものですもの。
 No title
ねこざかな様

いらっしゃいませ~。
ソリドのC4コルベットは実車の登場時期からしても、クーペの方が
随分先に製品化されていたように記憶しています。最初からコンバチ
も製品化するつもりだったら、ドアトリムなどあそこまで潔く省略しなかった
んじゃないかな~という気もします(推測ですが・・・。)

ポール・ウォーカー氏の事は本当に残念です。ワイルドスピードの
最新作は、ひとまず製作を休止して対策を考えるらしいです。
なんでも彼の出演する重要なシーンが未撮影だったのだとか・・・。

ハリウッド映画にしては登場人物の入れ替わりが少ないシリーズだった
ので、おいそれと俳優を替える訳にもいかないでしょうし・・・。
なかなか難しそうですね・・・。
 No title
去年のウチの『カウンタック』特集で、このタイプの
コルベットのタマが少ないことを痛感してましたが、
専門家のPonys41さんの手にかかると、
どれだけのC4が集まるのか楽しみにしてます!
 No title
fziro様

いらっしゃいませ~。
いや~、コルベットもC4となると、C1~C3に比べると1/43のミニカーは
ぐぐっと少なくなってしまいます。ご期待に添えるかどうか・・・。
可能なら年内にあと2回、記事をアップ出来たら良いな~と思っています。
来年はマスタング50周年だし、C4は60周年の今年の内にお送りしたいです。

fziroさんがご紹介されていたマテル製、
当方は未入手なので次回記事で勝手連させて頂ければと思います。
その際はよろしくお願い致します。m(- -)m

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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