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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

待望の1台 ~Franklin Mint '59 Ford Fairlane 500 Skyliner

長々(ダラダラ!?)続けて来たLate '40s & '50s特集、この1台でひとまず終了です。


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何だかんだ言っても、当方はやはりフォードのクルマが好きなのですね。より先進的なデザインのGMや、ワルな魅力を放つクライスラーにも大好きな車種はたくさんあるのですが、子供の頃に「ブリット」と「バニシング in 60」でマスタングの魅力を強烈に刷り込まれてしまった事がその最大の要因であろうと思われます。今回ご紹介する’59フェアレーン/カスタム系も'50sのクルマの中ではかなり好きな1台。・・・いえ、百花繚乱の’50年代後半の中では比較的地味なデザインだと思いますし、GMのクルマの比べると、やや古く見えるかも知れません。・・・ですがそんな地味で野暮な風情もフォードらしい感じがして、好き者には好ましく感じられます(笑)。


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↑デュアルヘッドライトの厳めしい顔付き、この頃のフォードのアイデンティティである丸いテールランプ、コンチネンタルキットもサマになってます。


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↑数あるフランクリンミントの1/43モデルの中でも、傑作と呼べる1台ではないかと思います。


フェアレーンはこの時代においては、サンダーバードを除く全車種が同一コンポーネントを共有していた基幹車種、フォードシリーズの上級版にあたります。’59年型では上級のフェアレーン系とベーシックのカスタム系のホイールベースが118インチに統一され、最上級のギャラクシーが新たに追加されました。スカイライナーは’57年型から登場したモデルで、ハードトップのルーフが電動でトランクに格納される機構を採用していました。今日ではCC(クーペカブリオレ)等と呼ばれるものですが、’50年代にこの機構を実用化していたと言うのはなかなか凄い事なのではないかと思います。


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↑フランクリンミントの1/43モデルの例に漏れず、ドアやエンジンフードが開閉しますが・・・。


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↑このモデルで更に素晴らしいのは、特徴的なリトラクタブル・ルーフの機構が再現されている事。お約束の途中停止状態(笑)。


何を隠そう、今回'50年代以前のクルマを特集しようと思ったのは、念願だったこのモデルを入手出来た事もきっかけの1つでした。仕上がりはフランクリンミントらしく精密なもので、エンジンフードやドアの開閉機構を持ち、実車でも定番のツートンカラー、別パーツ化されたクロームパーツ、デュオトーンのインテリアなどが再現されていて嬉しくなってしまいます。・・・ですがこのモデルの本当に素晴らしい点は、実車の最大の特徴であるリトラクタブルルーフを再現している点にあります。(電動ではなく手動ですが。/笑)床下にあるボタンを押すとトランクリッドが僅かにポップアップし、中に格納されたハードトップを引き出す事が出来ます。(機構的には過去にご紹介したノレブのキャデラックXLRと似ています。)


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↑その動作は手動になりますが、ルーフをトランクルームに格納する事が出来、ハードトップとオープンの2種類の姿を楽しむ事が出来ます。(画像はクリックで少し拡大します。)


ミニカーとしての名称は”1959 FORD SKYLINER"となっており、1/43の”The Classic Cars of the Fiftys"シリーズの第2弾として発売された内の1台となります。フランクリンの1/43モデルの中ではレア度が高く、海外ネットオクでも高価に競り上がる場合が多いモデルです。当方も何度も涙を飲みました。。。この個体はオークションではなくアメリカの某ショップで販売されていた物。箱、パンフレット無しのルース品でエンジンフード後端に1箇所チップがありますが、塗装の荒れもなく、ルーフの動作も完全な上々のコンディション。好きな車種でもあり、またフランクリンミントの1/43モデルでも屈指の傑作モデルなので入手出来た嬉しさはひとしおのものがありました。一口に精密モデルと言っても、やはりフランクリンミントには独特の魅力やオーラが感じられるように思います。


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↑御覧の通りHT状態もしっかり再現。どちらも姿もそれぞれに魅力的です。


・・・と言う事で、’50s特集はひとまず終了。はて、次回からは何をご紹介しましょうか・・・。

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Comments
 No title
レベルが1/32でこのルーフ開閉機構を再現したのにも驚きましたが、まさか1/43でやるとは...
当時の子供たちは夢中になって一日中開閉しまくってたんでしょうね。
ご飯なんか忘れて(笑)。
少なくとも、僕はそういうガキでした(笑)

しかし、開閉機構だけに注目すると気づきにくい事ですが、地味に内張りまでしっかりできてるんですね。
また、タックンロールな内装の出来が素晴らしい! 分厚い内張りのドアが開いてる感じ、好きなんですよねぇ~。

実写の方も、まるで生真面目教師のような顔付きが地味ながら印象的だと感じるのは僕だけでしょうか?(笑)
 No title
ミズキ様

いらっしゃいませ~。
フランクリンミントは販売当時は高価なコレクター向けモデルだったので、
これで遊んだ子供はかなりお金持ちな家庭の子かもしれません(笑)。

ドアトリムは、メッキを施したプラパーツの上から赤や黒を塗装してある
ので、インテリアにもメッキパーツを多用していた雰囲気が良く出ています。
この感じは通常のシルバー塗装ではなかなか出ないと思います。
赤・白・黒の3色に塗られたシートなども、ハンドメイドの精密な仕上がり
を標榜したフランクリンミントらしい拘りだと思います。

>まるで生真面目教師のような顔付きが地味ながら印象的
仰る通り、この顔付きは上級のフェアレーンやギャラクシーだけでなく、
ベーシックなカスタム系にも良く似合いそうな感じがします。
それはそれで、またカッコ良しです・・・。
 No title
  Ponys41 様

 お久しぶりです。

 フランクリンミントのスカイライナーは1/24の57年式を持ってますが、もちろんフル可動で、ルーフアクションも完璧です。1/24でもすごいなぁと思ってましたが、まさか1/43でも開閉できるとは!!おそるべしフランクリンミント!!

 59はREVELLの1/24を数台持ってますが、いまだに一度も作ったことがなく(あのバラバラボディをきっちり組み上げる自信がない・・・)、完成品としてはプロモが1台あるのみです。確かに同年代のGMのデザインに比べると古臭く、保守的なデザインですが、FORD好きにはたまりませんよねぇ~。特にスカイライナーはトランクが長~いので大好物です!!
 No title
肥後もっこす様

いらっしゃいませ~。
フランクリンのスカイライナー、1/24の’57も素晴らしいですよね。
1/43よりも更に精密感が高いように思います。あの’57独特の顔も
強烈な印象ですし・・・。1/43の’59は日本では余り知られていないかも知れ
ません。当方はず~っと入手したかったのですが、ようやく念願叶いました。

このちょっと垢抜けない所もフォードの良さだったりして(笑)。
当方はこの’59の顔が好きですし、2トーンカラーもイメージバッチリ。
仰る通り長~~~いトランク、素敵ですよね(笑)。
華やかなスカイライナーも良いのですが、渋いカスタムのセダンなんかも
欲しくなってしまいます。かつてはホワイtメタルの完成品で4ドアもあった
ようなので、良い出会いがあれば入手したいな~と思っています。
 No title
まいどー

1/25のプラモとか、1/24のフランクリンミントとか、あと、当時の米澤のブリキ製電動玩具とか、ルーフのオープン機能が再現されているモデルは数多いですけど、このサイズでの完全可動は、このモデルが唯一無二ですものねー

例によって、少々塗装の厚みが気になりますけど、どうしてどうして、最高のモデルだと思います。
 No title
覆面える様

いらっしゃいませ~。
仰る通り、この時代のフォードのリトラクタブル・ルーフを1/43で再現
したモデルは恐らくこれだけではないかと思います。
プジョーなど、最近流行り(?)のCC(クーペカブリオレ)はノレブで可動
する物が数種製品化されています。(他のブランドにもあるかも・・・)

当方は’59のこの顔が好きなので、フランクリンミントの製品化は
願ってもない物でした。その存在を知ってから入手するまでにかなり
時間が掛かってしまったので、手元に届いた時の嬉しさは格別の物が
ありました。やっぱりこのルーフの開閉機構は感動モノですね~。

可動部分の多い昔のミニカーは、やはり最近の物とはまた一味違った
魅力があると思います。
 No title
皆さん仰っておられますが、1/43でルーフ収納再現とは、流石、フランクリンミントですね!
己の強み、ツボが分かっているブランドは強いですねー。
 No title
ねこざかな様

いらっしゃいませ~。
サイドシルのクロームモールが曲がっていたり、品質的には
危なっかしい部分もあったりするフランクリンの1/43モデルですが、
仰る通りツボを心得ていて見応えのあるモデルが多いように思います。
(アメリカ車は実車もかなりおおらかだったりしますし・・・。)
最近1/43はリリースがないようなのが淋しいような助かるような(笑)。

・・・最近のフル可動モノはかなりお高いので。。。(汗)
 No title
はじめまして。
私も1/43の50~60年代のアメ車を集めている者で、情報を探していてここにたどり着きました。
このスケールの古いアメ車はなかなかないものですが、質量とも凄くて圧巻です。コメントも非常に参考になります。
このスカイライナーは、私も持っているのですが、お気に入りの一つです「ミニカーとしての名称は”1959 FORD SKYLINER"となっており」との事で、メーカーはフェアレーンかギャラクシーか明示を避けているみたいですが、リアエンブレムはギャラクシーと表記されているように見えます。この車種は子供時代にグンゼ産業のプラモを作った記憶があり、思い入れのあるモデルなんです。ウエスタンモデル製のクローズドルーフバージョンも所有していますが、こちらも重厚で、フランクリンミントとは一味違った魅力があります。
この種のクルマは、メーカー毎の持ち味が出やすいのか、どれをとっても絵になりますね。今後とも、モデル探しや鑑賞の手引きにさせていただきたいと思います。
 No title
Masato様

はじめまして。
当ブログへようこそおいで下さいました。
コメント有難うございます。

同好の方にお立ち寄り頂きとても嬉しいです。
最近は1/43アメリカ車の選択肢も随分と増えましたが、価格が高い
物が多いのが辛い所ですね・・・。

やっぱり日本でこのモデルをお持ちの方もいらっしゃるのですね。
実車・ミニカー共々、当方も大好きなモデルです。仰る通り、リアフェンダー
にはギャラクシーのバッジが印刷されていますね。当方もご紹介に際して
どうしようか迷ったのですが、メーカーの表記を尊重しました。
ウエスタンモデルの製品もお持ちとの事で羨ましい限りです。当方は4ドアも
欲しいな~と思っているのですがその内また製品になる事もあるかも知れませんね。

当方は’60年代の生まれで蒐集の中心は’60s~'70sなのですが、'50sももちろん
大好きなのでこれからもご紹介して行きたいと思っております。
同好の方と情報交換をする事もブログを開設した理由の1つです。
よろしかったらこれに懲りず、またコメントで遊びにいらして下さい。
よろしくお願い致します。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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