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もう1つの年式違い ~SPARK '68 & '66 Oldsmobile Toronado

先回スパーク製C1コルベットの年式違いをご紹介したので、続けて別車種の年式違いをご紹介したいと思います。


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オールズモビル・・・プリマスやマーキュリー、ポンチアックと共に、そのブランドネームは古くからのアメリカ車ファンには郷愁を誘うものとなってしまいました。かつてベーシックブランドのシボレーと上級ブランドのビュイックとの中間に位置したオールズモビル、そのモデルレンジ内で上級パーソナルクーペとして君臨したのがトロナードです。当ブログでも過去に都度ご紹介して来ましたが、キャデラック・エルドラドよりも1年早い'66年型として、大量生産された車種としてはアメリカ初の前輪駆動車となりました。そのドライブトレーンはエンジンは縦置きで隣りにトルクコンバーターが並列して置かれ、チェーンで連結されるという独特な機構を採用したものでした。


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↑'50~'70年代のアメリカ車は1~2年でスタイリングが大きく変化するのがややこしくも面白い所。トロナードも'68年型で大きくイメージが変わりました。


機構面と共に注目を集めたのがそのスタイリングで、ボディサイドがウエストライン(窓下)で膨らまず、側面全体が1枚の大きな面で構成されたようなデザインは当時は非常に新しい物だったようです。全長が5mを優に超える堂々たる大きさの2ドアクーペボディは、'60~'70年代初頭のアメリカ車特有のおおらかさ、伸びやかさが感じられ非常に魅力的です。このデザインは当時のミニカー業界でも注目を集めたようで、ソリドテクノ、コーギー、ピレン(コーギーの金型)、ポリトーイ、ガムダクールなど、1/43近辺(コーギー、ガムダクールはやや小さ目)でも古くからミニカー化された数少ない'60sアメリカ車の1台でした。


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↑個人的な趣味・嗜好の問題ですが、エッチングの多用し過ぎは余り好みではないので、スパークの仕上がりは好感度が高いです。適材適所が良いと思います。


近年の製品ではデルプラドが'67年型スパークが'66年型をリリースしており、プレミアムXでも'66年型の製品化計画があるようです。・・・そして嬉しい事に、スパークでは最初期型の'66に加え、'68年型をも製品化してくれました。’66年にデビューした初代トロナードは、’68年にフロント&リアエンドを中心としたフェイスリフトを実施。フロント周りはよりアクと押し出しの強い個性的なマスクに、リアはテールランプがバンパーにビルトインされたタイプの物になりました。先回のC1コルベットでも記しましたが、こうした変化は大量生産を前提としたダイキャストモデルではフォローが難しい部分。価格の面では苦労もありますが、この年代のアメリカ車が好きな当方にとっては非常に有難い製品展開です。


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↑こちらは過去にご紹介済みの'66年型。1stモデルのブルーメタリックではテールランプ周りの処理に誤りがありましたが、2ndのグリーンメタリックではそれが正しく修正されていました。こうしたきめ細かい対応も素晴らしいと思います。


モデルはスパークの標準的な仕上がりと言えるもので、ワイパーやルームミラーなど部分部分にエッチングパーツを使いながら、それ一辺倒になっていないのが個人的には好ましい感じ。ボディカラーは今回のソリッド・レッドも悪くないのですが、上級パーソナルクーペらしいメタリックカラーのバリエーションも見てみたい気がします。過去にご紹介済の'66と並べるととても良い雰囲気。兄弟車とも言えるビュイックリビエラも、NEOが同様にレジン完成品で様々な年式を製品化してくれた結果、歴代の美味しい部分がかなりフォローできるようになりました。ホント、1/43のアメリカ車モデルも凄い事になったものです・・・。


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↑こういう車種の年式違いは大量生産前提のダイキャストモデルでは難しいのではないかと思います。この辺りは少量生産に適したレジンモデルならではと言えそうです。

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Comments
 No title
オールズモビル・トロナード(あ、昔は、トロネードって言ってた記憶が・・)、
やはりいいですよね~。
この、とろーっとしたリヤウィンドゥからトランクリッドの線も、中々のもんです。
ま、このサイズだから出来たことなんでしょうけれどね~。
あと、バンパーという機能部品を、見事にスタイリング・デザインに取り込んでいますね~。
 No title
celica197012様

いらっしゃいませ~。
トロネード、トロナード、ムスタング、マスタング・・・車名の日本語呼称って
なかなか難しいですね…。まあ、好みの物を使えば良いかな~と思います。
当方も世代的にはトロネード、ムスタングなんですが、ちょっと無理してます(笑)。

仰る通り、このボディラインはこの時代の上級パーソナルクーペだから
こそ出せたラインだと思います。ポニーカー、マッスルカーとはまた
一味違いますよね。バンパーライト、サラウンドグリル等は当時の
日本車も大きな影響を受けていましたよね。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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