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スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~ワイルドスピード第1作 THE FAST AND THE FURIOUS

先回グリーンライトの1/43ワイルドスピードの新製品をご紹介しましたが、第1作の主要登場車種が揃ったので、今回は映画について触れてみたいと思います。


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カリフォルニア州―複数台のチューニングカーによるトラック襲撃・強奪事件が頻発し、ポール・ウォーカー演じるブライアン・オコナーは事件解決の為、潜入捜査官として公道での非合法ストリートレースの世界に身を投じます。チューニングショップの店員になりすましたブライアンはドミニク・トレットのグループに接近。リーダー格のドミニクにも気に入られ、捜査を開始します。しかし、元々クルマ好きでメカにも詳しく任務に抜擢された彼は、クオーターマイルの目くるめく10秒間に魅了され、次第にドミニクのカリスマ性にも強く惹きつけられてゆきますが・・・。


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↑最初のストリートレースのシーンではNOSが噴射される様がCGで描写されていましたが、ちゃんとロータリーエンジンになっていました。あの異様に誇張されたシーンは、クールなカッコ良さとバカバカしいおかしさの紙一重だったように思います(笑)。


既に6本の作品が公開され、非常に残念な事にポール・ウォーカーが交通事故で亡くなった今も最新作の製作が続けられる人気シーリーズとなったワイルドスピードですが、個人的にはやっぱり1作目が最も強く印象に残っています。主人公ブライアンが次第にドミニクに尊敬や友情のようなものを感じ始め、更にはドミニクの妹のミアともいい仲になって任務との間で葛藤する姿が印象的だったし、当時のアメリカで実際に行われていたストリートレースというアンダーグラウンドな世界にスポットを当て、我々にも馴染み深い日本車がド派手にドレスアップされて多数登場した事も新鮮でした。何よりCGを多用したストリートレースのシーンは強烈。10秒をどれだけ引き伸ばすの?とか、ワープでもするつもりか!!とツッコミどころも満載でしたが、とにかくインパクトはありました。


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↑ラスト、ドミニクのチャージャーとブライアンの一騎打ちのシーンは一転して実写のスタントを主体としたアクション。何から何までCGで非現実的という形になっていないバランス感覚も本作の良い点だと思います。


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↑「フェラーリの鷹」の主人公パルマは強盗団のボスジャンポールにシンパシーを、「ノーマンズ・ランド」の主人公ベンジーはポルシェ専門の窃盗団のボステッドに友情を感じ、彼の妹と恋に落ちます。展開的にワイルドスピードと共通する部分です。


潜入捜査官である主人公が、潜入先のボスにある種のシンパシーを感じるという展開は、カーチェイスを前面に押し出した作品では割りとポピュラーな設定です。古くはイタリア映画のフェラーリの鷹(英題; 原題;)に有りましたし、さらにDBスウィーニー、チャーリーシーンが出演したノーマンズ・ランドでは、犯罪グループのボスの妹と恋に落ちるという所まで同じ展開でした。何を隠そう、初めてワイスピ1作目を見た時の当方の第一印象は、「ノーマンズ・ランドに似てるなあ・・・」でした(笑)。ある種バディものの王道的展開とも言えますが、最初は遠かった2者の距離がだんだん近づいてゆく過程と、それが不安定なバランスの上で揺れているいる状況というのは、やっぱり映画のストーリーとして面白い物なんでしょうね。


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1作目では潜入捜査官としてどこか翳のある存在だったブライアンは、2作目ではフツーに陽気なアメリカンになっちゃっていて、旧知のローマン(タイリース)とも割とすぐに仲直りしていました。3作目は主要登場人物が入れ替わって別の話・・・。オリジナルメンバー+αに戻った4作目以降は、ファミリーとしての絆がどんどん強くなってゆく一方なので、人間関係の面ではある種安心して観ていられるようになっていった事も1作目を特異な物にしている要因かも知れません。製作費も潤沢になりアクションはどんどん派手になっていますが、最近は正直ちょっとスゴ過ぎるし・・・登場人物のクルマに対する思い入れは反比例してどんどん稀薄になっているような気もします。次回作は果たしてどうなるのでしょうか。・・・まあ、なんだかんだ言っても公開されたら観に行くと思いますが(笑)。


●ワイルドスピードシリーズの劇中車ミニカーについて


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↑1/64スケールは当時はレーシングチャンピオンとレベルから製品が発売になっていました。当方はバリエーションの多かったレーシングチャンピオンから主要車種と、レベルのフォードFシリーズピックアップをチョイス。


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↑ドミニクのチャージャーは両社から発売されていましたが、レベルはベースがブリットと同じ’69年型、レーシングチャンピオンはちゃんと'70ながらルーフ後部が500の空力タイプになってしまっていて一長一短でした。。。今ならグリーンライトやホットホイールが選択肢としてありますね。


映画の公開当時はストリートレースの世界にスポットが当たり、劇中車のモデルも色々と発売されました。当時の物として思いつくだけでも、amtの1/25プラキット、アーテルの1/18及びレーシングチャンピオン、レベルの1/64ミニカー、1/64より少し大きくややデフォルメの入ったジョイライドのシリーズ、HOスケールのスロットレーシングカー等々・・・。劇中車そのものではありませんが、エクリプスやインテグラなど、その方面の車種の1/64, 1/43モデルに、各種ドレスアップ&チューニングパーツが組みつけられるモディファイヤーシリーズなどもありました。最近になってホットホイールでもこのシリーズのモデルが発売になりましたね・・・。


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↑レーシングチャンピオンはジェシーのVWジェッタ、ジャルール演じるエドウィンのアキュラ・インテグラなど、サブキャラのマシンまで製品化していたのも嬉しい所。「モニカ~!!」


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↑ドミニク達がトラックの襲撃に使用したシビッククーペはホントは3台欲しいです(笑)。赤いフォードFはレベル製。ブライアンが店員に成りすましたスピードショップの営業車。


当時はこれらの車種を1/43で揃えるなんて事は考えられなかったので、当方はレーシングチャンピオン&レベルの1/64シリーズで主要登場車種を押えていました。第1作の公開から10年以上が経ち、まさかグリーンライトのシリーズで1/43の劇中車シリーズがこれほど揃うとは思いませんでした。数が多いので大変ですが、現在の1/43モデルの通常価格帯からすればリーズナブルと言って良い同シリーズ。今の発売ペースだったら何とかフォローしてゆけそうかな~と思っています。ドミニクのチャージャーはマテルのエリートシリーズからも発売予定があるらしいのですが、あのシリーズは価格が高いので、クオリティと価格のバランスを見てから考えたいと思います。


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↑第6作”ワイルドスピード・ユーロミッション(原題; )”公開前に、1部シネコンで販売されたホットホイール。ラージサイズの飲み物を買うとミニカーを販売してくれるというシステムで、お腹ガボガボになりながら全8種をコンプリートしました。。。経済的に2台ずつは買えなかったので、ちょっとブリバリする勇気が・・・。別途発売されたチャージャー・デイトナも捕獲。

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Comments
 No title
やはり1作目が一番印象強いですね~。
タイトルの2台位は手に入れないとなぁ…(笑)。
 No title
fziro様

いらっしゃませ~。
シリーズ物は多くの場合、やっぱり1作目が一番印象が強かったり
しますが、本シリーズもやっぱりそうでしたよね。
日本車が多かったゆえにチャージャーもまた引き立っていたように
思うのはアメリカ車贔屓ゆえでしょうか(笑)。
 No title
一作目・・・ドミニクが長ラン、ミアがセーラー服で出てくるんでしたっけ?

それはともかく(笑)登場するチューンドマシンが1/43で揃い、
それを拝見できるなんて、いい時代になったものです。眼福多謝!
 No title
ねこざかな様

いらっしゃいませ~。
え~と、1作目ではミアはまだランドセルしょっていたような・・・。
冗談はさておき(笑)、1作目は2001年の作品。最近のようで既に10年以上
前のお話ですね・・・。3作目は東京が舞台で主人公のショーンは高校生
と言う設定だったから、学ランにウワバキでしたが・・・。

最近、仕事が忙しかったりして皆さんの所にコメ出来ず申し訳ありません。
いつも寄らせてもらいたいなとは思っているのですが…近々に伺います。
m(_ _)m

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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