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競走馬なマスタング!? ~Gamdakoor Sabra '66 Mustang HT

マスタング50周年で午年な2014年、今回もマスタングのモデルをご紹介したいと思います。


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久々に当方のお気に入りブランド、イスラエルのガムダクール製初代マスタングHTであります。ガムダクールのマスタングは、当ブログ開設初期に赤いボディの通常版をご紹介した後、ボディに派手なデカールを貼りつけたヒッピー仕様をご紹介しました。ラジエターグリルが横桟基調である事や、リアフェンダー、ホイールアーチの前のガーニッシュ形状などから初期ボディ最終年の’66年型である事が特定できます。


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↑シンプル&素朴な造りのガムダクールサブラですが、初代マスタングのシャープでスリークなフォルムを結構良い感じに捉えていると思います。


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↑赤いボディのモデルはアルミ挽物のホイールが装着された一般的なクラグスタン・デトロイト・シニア/ガムダクール・サブラのモデル。グリーンのモデルは後期に樹脂一体のタイヤ&ホイールに変更になった物。後期のホイールもマスタングには似合っているような感じもします。


ガムダクールは当初から、アルミ挽物のホイールにやや硬めのゴム(或いはプラスチック?)のタイヤという組み合わせで、日本で一般的に見られるモデルも圧倒的にこのタイプが多いです。今回ご紹介するモデルはタイヤ&ホイールがプラの一体成型となった後期製品です。以前C2コルベットのハードトップでも後期製品をご紹介していますが、コルベットが装着していたのはホイール部まで黒色のタイプでした。マスタングに装着されているのは形状は同じですがホイール部分が印刷(?)によってクローム調に仕上がっています。


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↑グリーンメタリックのボディカラーは実車のそれとはやや異なりますが、なかなか綺麗な色です。


Sabra_mustang_hippie_03


↑ガムダクールのミニカーは、元々アメリカのクラグスタン社がデトロイトシニアシリーズとしてガムダ社に発注して始まったシリーズ。赤いモデルの入ったケースがクラグスタンのカード。ガムダ社が独自販売を始めたサブラシリーズには、オレンジのモデルの入ったケースのようにカードが付属しないタイプもありました。


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↑白いインペリアル・コンバーチブルが入っているのが最も一般的なガムダクール・サブラのカード、グリーンのマスタングのケースのカードは何種類かある後期タイプ。ちょっぴりスピード感のあるデザインに変更されています。


タイヤ&ホイールが仕様変更されているのと同じように、同ブランド特有の積み重ねられる収納ケース、”スタッカブル・ポケット・ガレージのカードもグラフィックが変更されています。当方が所有しているケース付きの初期タイプは、米国のクラグスタン社が発注した最初期ロットで、デトロイト・シニアシリーズとして販売された物です。また、ヒッピー仕様はケース背面のカードがなく、車種や品番の入ったステッカーが貼られただけのタイプとなっていて、この辺りの変遷も興味深いものがあります。


Gamda_mustang_green_8


↑ラジエターグリルのポニーエンブレムが左右逆向きなのがお判り頂けるでしょうか?実車のエンブレムの向きは野生の馬である事の象徴(だった筈・・・)。とするならば、このモデルは競走馬と言う事になるでしょうか・・・。


さて、表題の件です。このガムダクール社のマスタング、過去記事にも記したのですがラジエターグリルのポニーエンブレムの向きが実車と逆になっています。曖昧な記憶ですがマスタングとはアメリカに生息する野生の馬の事なので、実車のポニーエンブレムの馬の走る向きは競走馬の走る向きと逆にしてあるという記事を過去に読んだ事があるような気がします。そういう意味ではガムダクールのポニーエンブレムは野生馬ではなく競走馬という事になるでしょうか。そんな事を考えるのも実車ファンとしては楽しいものです(笑)。

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Comments
 No title
本体のみならずパケや販売元の詳細な解説ありがとうござます。
ガムダのことならPonys41さんに聞け!ですね!!

エンブレムの向きの件も興味深いものがあります。
粗忽なのは、ディンキーのS800つくった英国人だけじゃなかった訳か(笑)
 No title
ねこざかな様

いらっしゃいませ~。
子供の頃にシボレータクシーがお気に入りだった事や、
やはりラインナップが当方好みだからだと思うのですが、自分でも
時々、どうしてこのブランドにこんなにもハマってしまったのだろう・・・
と、思う事があります(笑)。
或いは良い文献に出会ったからかも知れません。

エンブレムの件、うる覚えの記憶なので話半分で聞いておいて下さい。
何処で(何で?)読んだか思い出したら改めてご報告します。
S800の件はモデルカーズの最新号でも話題になっていましたね・・・。
 No title
ponyさま、お久しぶりですヽ(´ー`)ノ

この度、構想・執筆に6年ほど怨念こめて費やした呪術的(笑)な創作物を
電子書籍でだしましたので(このサービスが発表を可能にしてくれました)
興味をお持ちになっていただければと、お知らせにあがりました。
http://p.booklog.jp/book/82368

全172ページ、試し読みが(表紙含めて)14ページあります。
うち前部7ページがビジュアル、後部6ページがテキスト(あらすじ)です

本の内容はとくに「昭和レトロ」「もののけ」「猟奇・残酷」「近代科学とオカルト」「色情霊」「変態」「猟奇残酷」にこだわった特異なエログロ時代小説というところで、
よっていろいろな場面に1940年代までのテクノロジーやモータリゼーションの風景も重要な演出として挿し絡めています。
「デューゼンベルグ」、「カデラック」とか「ブウイック」、「ダットサン」「トヨダ」「くろがね四起」なんて名称も飛び出します。
蒸気機関車や航空機にも触れています。まぁこのメカフェチな要素がなければ、此処にはお知らせに来られませんよね(;´Д`)ハァハァ

(本はタテ書きで、紙の本をスキャンしたような仕上がりとなっております)

試し読みだけでもけっこうです、如何かご覧になっていただければと願います
※但し、ショッキングなのが苦手であれば決してお勧めできませんヽ(´ー`)ノ
 No title
Toys Models Cult管理人様

いらっしゃいませ~。
お久しぶりです。
・・・すみません、頂いたコメントがスパムの方に行ってしまっていて
気が付くのが遅くなってしまいました。

まだ試し読みの部分だけですが拝見して来ました。
ウェブサイトとも共通するToys Models Cult管理人様の個性や世界観
に満ち溢れていますね。
内容と時代背景がとても良く合っていると思います。
嵌まる人には物凄く嵌まる、独自性の非常に高い作品だと感じました。

構想・執筆6年とは・・・大変な力作、ご上梓、おめでとうございます!
正直、電子書籍には余り馴染みがないのですが、
創作物の発表の場として今ではこういう手段もあるのですね。
とても興味深いです。

当方はガラケーしか持っていないのですが、電子書籍はスマホや
タブレットでなくパソコンでも購入出来るものなのでしょうか・・・。
ちょっと勉強してみようと思います。
 No title
Ponyさま嬉しいご感想ありがとうございます!

(しかし正直な話、電子本なんぞは誰でもだせるわけで、気恥ずかしい面もあります)

電子本は、私のはただのPDFファイルなので、購入・閲覧ともPCで可能です。
なお今後は1/144スケールの航空機模型(食玩)の辛口レビュー本を予定しております。私はクルマのミニカーには甘い面がありますが、ヒコーキのプラモには厳しいです(笑)
 No title
Toys Models Cult 管理人様

いらっしゃいませ~。
電子書籍、中々興味深いですね。誰でも出せるとは言っても、
それは書き上げて初めて世に問えるわけですから、やっぱり素晴らしい
事だと思います。

航空機模型の方もサイトでの拘りぶりからすると濃い内容
なりそうですね。完成を楽しみにしております。
上梓の暁には是非またお教えください。
よろしくお願い致します。
 No title
エンブレムのお馬さんが逆向きってw

うーん、、これに気が付くなんて、それだけでも、なんか凄いですよねー

アタシも、ねこさんと同じで、真っ先に、ディンキーのS800を作った英語人を思い浮かべてしまいますた。
 No title
覆面える様

いらっしゃいませ~。
ディンキーのS800はこの手のミスとしてはやっぱり有名ですね。
箱に印刷されている日本語が変なのはよくある話ですが・・・。

当方がこのエラーに気付いたのは、実は過去にブログにアップする為に
写真を撮った時でした。・・・ブログやってなかったら気付かなかったかも
知れません(笑)。最近すっかり目が悪くなって、肉眼では判別が難しく
なって来ておりマス。。。
 
Tahoe Turquoiseの初代マスタング・ハードトップ。
イスラエルはサブラ製の同モデルは、実車の平面基調のボディラインを克明に再現し、全長:ホイールベース:オーバーハングの比率も余すところなくスケール化している一方で、エンブレムの野生馬の向きやテールランプ周囲の粗雑な仕上がりが惜しまれる一作ではないでしょうか。
全体に荒削りな仕上がりは同ブランドの個性と見るとして、車両後端のトランクリッド下端と三連式テールランプの間に大きな隙間がある点は見逃せないディフェクトかと思います。
ただこのボディカラー、同時代のアメリカ文化がにじみ出ており特有の「華やかさ」と「エレガンス」は時代を超えて鮮明、そう言えばドイツSikuの小スケール「ビュイックワイルドキャット」も同傾向の色彩だったことを思い出します。
 Re: タイトルなし
真鍋清様

コメント有難うございます。
ガムダクールのマスタング、仰るとおり仕上がりは粗い面がありますが、
プロポーションは初代マスタングの特徴を良く捉えていると思います。

ガムダクールの製品は'66年型のアメリカ車が多いのですが、ラインナップを
見てゆくと同時期のamtやJohanなどアメリカ製のプラキット、或いはプロモーション
モデルを参考にしているのではないかという気がします。

いずれにしても、実車と同時期にこれらのアメリカ車を1/43近辺でまとめて製品化して
いるブランドは他に無いので、当方にとってはとても貴重な存在。
ボディとシャシーの隙間や、開閉部の色ズレは気にしてはいけないのです(笑)。

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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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