1/43cu.in.

1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

'69~'70 マスタング特集; MATCHBOX '70 Ford Mustang Boss302

さて'70マスタングのご紹介、今回からBoss302であります。

Matchbox_70_Boss302_1.jpg

先回までご紹介して来たBoss429は、NASCARでトリノやサイクロンに搭載するための429cu.inエンジンのホモロゲーション取得=エンジンの年間量産規定数500基以上をクリアするための、マスタングとしてはある意味突然変異的なモデルでした。対するBoss302はマスタング自身がSCCA Trans-Amレースで強力なライバルに対抗するために誕生したグレード。トランザムレースのレギュレーション上限に近い302キュービックインチ=5リッターエンジン(ウインザーブロックにGT40と同じクリーブランドのシリンダーヘッドを組み合わせたもの)を搭載、市販バージョンの最大出力は290HPと発表されていましたが、実際は350HP前後であったと言われています。

Matchbox_70_Boss302_2.jpg

Matchbox_70_Boss302_3.jpg
↑前後の大型スポイラーやストライプなど、アメリカンスペシャリティらしい派手なアピアランスが特徴的なBoss302、しかしそれらは決してコケおどしではなく、コンペティションベースの高いポテンシャルを秘めていました。

レースでの活躍がダイレクトに量産車の販売台数に直結するという性格上、量産バージョンの商品力にも意が払われ、M/Tのみの設定や強化サスペンション、クーラーの設定なしなどスパルタンなスペックを訴求すると共に、大型の前後スポイラー、リアウインドールーバー等々を装備、特徴的なストライプは量産車とレーシングマシンで同じイメージで統一するなど、429と較べると、外観のアピアランスも華やかな物となっていたのが特徴的です。コンペティションベースとしての性格を帯びていたため、スポーツグレードとして設定されたマッハ1と較べてもより特別なマスタングというイメージがあります。

Matchbox_70_Boss302_4.jpg

Matchbox_70_Boss302_5.jpg
↑ベースとなる金型は前回、前々回のBoss429と同一かと思われますが、シャシー周りなどディテールが簡素化され、同時に安価になったマッチボックスのBoss302。

ミニカーは基本的に先回のマテル製・前々回のマッチボックス製Boss429と同一金型ベースと思われます。429の特徴である巨大なエンジンフードスクープを廃し、代わりに302独特のストライプやエンジンフード・トランクリッドのブラックアウトなどが再現されています。ホワイトとレッドの2台は先の429のようなイエスタイヤ―シリーズの一環としてではなく、 '65コンバーチブル'67ファストバックと共にマスタング40周年シリーズとして、なんとブリスターパック入りで発売されました。ブルーメタリックの個体はそれとは別のシリーズで、紙の台紙+塩ビ製の折り畳みケース入りで発売された物です。

Matchbox_70_Boss302_6.jpg

Matchbox_70_Boss302_7.jpg
↑こちらのブルーの個体は上のホワイト、レッドとは別シリーズとして発売された物。ホワイトとブルーのボディーカラーは往年のシリーズの復刻版、スーパーキングスシリーズでも発売されています。

発売にあたっては低価格化の為か、細部の作り込まれたBoss429に対して部品の簡略化が図られ、サスペンションや排気系のディテールは床板一体のシンプルな構造に改められました。429と較べてしまうとやや物足りなさを感じてしまいますが、裏返して見なければまあ、それほど気にはなりません。基本が同じ金型で価格は1/4程度だったので、余り贅沢を言うのは可哀そうかも知れませんね(笑)。一方でタイヤはホワイトレターが印刷でキレイに入っており、この点に関してはBoss429よりもマッチョな雰囲気が盛り上がって嬉しい感じです。何にしても大好きな車種が1/43で、しかも価格的には安価に入手出来た事は嬉しい事でありました・・・。

Matchbox_70_Boss302_08.jpg
↑カラーバリエーションを揃えた結果ではありますが、アメリカ国旗と同じトリコロールカラーとなりました。
スポンサーサイト

Comments
 
ミディアムブルーメタのマスタングBoss302の勇姿に清き一票!
同シリーズ=初代末期フォードマスタング(ビッグマスタングへと発展する直前の、初代モデル最終進化型)の中ではライトステイとグリルが別々になった「変形四灯」の1969年型Boss302が小生の意見ではベストデザインですが、どうしてライト埋め込みグリルで丸型二灯の1970年モデルもまた、きりっと締まった精悍さが魅力です。
無論性能本位に考えれば同シリーズのBoss429に勝るものはありませんが、日常生活の中で加速や使い勝手で持て余す点や「必要以上にローギアード」ですぐに吹け切ってしまう点が好きになれないことから、Boss302には特有のチャームポイントが感じられるのは大した物ではないでしょうか。
お主、エアスクープが無えマスタングも小ざっぱりした流麗さが感じられて「マッスルカー」の一つの究極形と言えはしませんか、色は抜けるミディアムブルーでカリフォルニアの青空と行きまっせ!!☆彡
 Re: タイトルなし
真鍋清様

コメント有難うございます。
'69~'70マスタングは初期モデルの軽快さとは異なる迫力のあるアピアランスがまた一味違う魅力を
感じさせますよね。マスタングに限らずポニーカー・マッスルカーが最も輝いていた時期でもありますが・・・。
マスタングらしさを進化させた’69、ビッグマスタングへの過渡期的デザインの’70、共にそれぞれの良さが

あって当方も大好きです。今回改めて特集してみると、案外1/43でもモデル化に恵まれた車種だなと
感じています。’69のストリートバージョンに決定版が欲しい所です・・・。

Body
1/43cu.in.検索タグ
過去記事の検索は以下のタグをご利用下さい。
プロフィール

Ponys41

Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
ビジュアルリンク
















QRコード
QR
検索フォーム
FC2カウンター

123456789101112131415161718192021222324252627282930 06