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クライスラー強化計画!? マッスルからラグジュアリーへ NEO '76 Dodge Charger

ワンダーランド・マーケットの報告も済んだ所で、またもやクライスラー強化計画に戻ってダッジ・チャージャーご紹介の続きです。

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ダッジのスペシャリティクーペとして'66年に誕生したチャージャー。初代、2代目とワルなイメージとハイパフォーマンスが魅力のマッスルカーとして独特の存在感を放っていましたが、先にご紹介した3代目辺りからオイルショックの影響を受け、強力なパワーユニットの消滅と共にそのキャラクターは少しづつ変化を強いられるようになりました。そして'75モデルイヤーに誕生した4世代目は、もはやマッスルカーではなく、どちらかと言えばラグジュアリーなパーソナルクーペと言ったイメージのモデルとなっていました。

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↑かつてのワルなカッコ良さは何処へやら、ジャガーを彷彿とさせるラグジュアリーなパーソナルクーペへと変貌した4世代目のチャージャー。オイルショックや排ガス対策など、時代の流れの影響も色濃く感じられるモデルです。

直線基調の2ドアHTボディは、どことなくジャガーのXJ系を彷彿とさせる異径丸4灯のマスクが特徴的です。が、それはチャージャー専用の物ではなく、ベースとなったコロネット系のHTと基本的に共通のボディであり、クライスラー版として誕生したコルドバとも同一の物であったため、残念ながら独自性と言う面では大きく後退した感は否めませんでした。チャージャーのボディをベースとしたマグナムの誕生と共にその栄光の名は一度姿を消し、後の'80年代にオムニをベースとした小型FFクーペに使われた時期もありましたが、らしいモデルとしての復活はクライスラー300のシャシーを使用した2005年型まで待たねばなりませんでした・・・。

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↑モデルはNEOのレジン完成品。エッチングパーツや美しい塗装は見応えがあります。カラーコーディネートされたバイナルトップの質感も良い感じ。・・・ですがウインドウ周りは危なっかしい感じがします・・・。

モデルの方はこの年代のアメリカ車にはめっぽう強いNEOの製品。先にご紹介した3台目共々、1/43で歴代チャージャーを並べる上でとても有難い製品化でありました。正直、初代や2代目に比べて地味な3代目や4代目に大枚をはたくのは辛くもあるのですが、そうした車種の製品化が可能なのがレジン製モデルの強みとも言えるので・・・毎度の事ですがこの辺りはコレクターとしては悩ましい部分であります・・・。

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↑同じダッジチャージャーでも、人気の高い2代目や、ポリスカーのベースとなる6代目などはモデル化にも恵まれていますが、この世代辺りは少量生産に適したレジン製品ならではのモデル化と言えそうです。

そのフィニッシュは美しいワインレッドメタリックの塗装やエッチングを多用した精密な仕上がりで見応えがありますが、透明なフィルムを張り付けてエッチングのサッシュで押えただけのウインドウ類は長期的な安定性の面でやや不安な感じもします。尚、海外ショップの限定モデルにはシルバーボディ+ブラックのバイナルトップのバリエーションも存在するようです。高価格故カラーバリエーションまではフォロー出来ませんが、このチャージャーの発展形とも言えるマグナムの製品化は密かに期待していたりします(笑)。
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Comments
 
お久しぶりです。

チャージャーといえばやはりマッスル時代のカタチが思い浮かびますが、これもチャージャーだったのですね。
これはこれで、古き佳きアメ車テイスト溢れるカタチでかっこいいですが、イメージとは違いますね…
それにしても、こんな時代の狭間のようなモデルを立体化するNEOは、かなりのモノ好きですね笑
コレクターとしてはありがたいですが^_^
 Re: タイトルなし
hiroki様

お久しぶりです!コメント有難うございます。
最近活発にブログを更新されているようですね。拝見しておりますよ。
当方はここの所色々と忙しくて週イチ更新すらままならぬ有様。お互いマイペースでやっていきましょう。

仰る通り、チャージャーと言えばワルなイメージの2代目や初代、3代目の初年度辺りが思い浮かびますが、
この世代はどちらかと言うとパーソナルクーペといった雰囲気で・・・まあ、これはこれで悪くないです(笑)。
NEOの車種選択はホント、有難い事も多いのですが、そこまで外さなくても・・・と思う事も多々あります。
初期のモデルは発売の度に飛びついてましたが、価格も高いので最近は吟味して買ってます。。。
 
ベンツW210型Eクラスの「先輩」とも言うべき大小丸型四灯ヘッドライト+センターグリルが特徴的な1975-76年式ダッジチャージャー。
実は同じく1975年モデルとしてデビューしたクライスラーコルドバの若向け風味の姉妹車たる同車ですが、フロントグリルの按配やホイールデザインなどダッジチャージャーらしいディテールが嬉しいと思います。
かくも「ロマンスグレーの中高年」を彷彿させるシルバーグレーやブルーグレーなど渋好みのボディカラー・内装が相応しい、グリルの格子も繊細なラグジャリー志向のコルドバに対して、グッとエグいイエローゴールドやワインレッド、ジャマイカブルーが映える「アクティブなデザイン言語」を散りばめたチャージャーは、6555cc/V8の240psユニットに代表されるV8エンジンの完成度、コイル式のリアサスなど当時のアメ車の中では一定以上の仕上がりが予想されたにも拘らず実際にはクライスラー社全体の経営のずさんさの中で品質にムラがあり、少なからぬ台数がセールスバンク行き(販売台数粉飾決算のいち手法)になるなど姉妹車コルドバ同様「影が漂う」ストーリー性が今見るとそそられます。
そして現在のダッジチャージャー、V6/3.6リッターに9速AT!!、V8/5.7リッターに8速ATが組み合わされるなどハードウェアは世界のフロントラインにて孤高の地位を占めているのは心強い反面、折からの為替レート変動(1ドル=数年前の80円台→123円前後)の中で我が国での販売価格も高騰し、2013年あたりまでは5.7/V8のR/Tグレードが400万円台半ばで買えたものが一気に509~600万円弱(!!)と正味で70-130万円ほどアップしてしまった上、V6バージョンも「スバルレガシィやマークX(もとマークII)もびっくりの」320万円から買えたはずが今や最低でも450/460万と「数年前のV8版と同じ」価格となり少し気の利いた装備を加えると510万円!とレクサスISやCクラスメルセデスとも大差なくなるなど「驚異的なバーゲンプライス」と言う同車の「切り札」「武器」は大幅に弱まってしまった辺り、世の中思ったように行かないというか、大人の事情の複雑怪奇さに参らされると言うか―。
 Re: タイトルなし
真鍋清様

コメント有難うございます。
70年代中~後半のこの時期、メルセデス・コンプレックスに陥ったアメリカ車が多かったように思います。仰る通り生産品質の
面でも大きな問題を抱えていましたし、日本でもこの頃にアメリカ車の評価が著しく低下していった感があります。
ですが、今になって振り返ってみるとこの辺りも歴史の1部というか、味があるような気もしたりして・・・(笑)。

その頃に較べると最近のアメリカ車は本当に国際的な競争力が上がっているように思います。が、一方でフルサイズセダンや
フルサイズバンなど、アメリカならではの車種がどんどん消えてしまっているのもまた事実。昔からのファンとしては
ちょっぴり淋しい気もします。

クライスラー300やダッジ・チャージャーは、フィアットと共同開発になるであろう次世代がどうなるかが気になります。
メルセデスのシャシーにヘミV8はある意味強力なコラボレーションでしたから、それを超える魅力を持ったクルマを
開発できるか興味津々です。

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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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