1/43cu.in.

1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

クライスラー強化計画・・・ユルちゃんプリ!? Dimension 4 '69 Plymouth Road Runner

・・・最近すっかりサボり癖が付いてしまいましたが。。。今回も当ブログ内でのGM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」を進めて行きたいと思います。今回は「ユルいけどちゃんとプリマス」なモデルです(笑)。

Dimension4_69_Road_Runner_1.jpg

60年代中盤~70年代初頭に掛けて隆盛を誇ったインターミディエートベースのマッスルカー、クライスラー系列では中級ブランドのダッジにコロネットR/T、同系廉価マッスルのスーパービー、そして専用ボディを纏ったチャージャーがあり、ベーシックブランドのプリマスに存在したのがGTXと、今回ご紹介するロードランナーでした。プリマス版マッスルカーのベースになったのは同ブランドの中型車であるベルベディア/サテライト系列で、ダッジ版のコロネットとは兄弟車と言って良い存在かと思います。ですが、細かく見て行くとホイールベースが1インチ異なる(ダッジの方が長い)など、色々と異なる点もあります。当時のアメリカ車は同じ系列のクルマでも上級版とベーシック版でホイールベースを変えるなど、今日からすると無駄とも思えるような作り分けをしていました・・・。

Dimension4_69_Road_Runner_3.jpg

Dimension4_69_Road_Runner_4.jpg
↑マッスルカーとしての高性能はそのままに、装備を大幅に省いて低価格化を実現したロードランナー。フロアカーペットすらオプションだったのだとか・・・。

プリマスのマッスルはまず'67モデルイヤーに上級仕様のGTXが登場、次いで'68モデルイヤーにボディシェルの刷新と共にロードランナーが誕生しています。元々プリマスはクライスラーのブランドの中では最もベーシックなラインであり、ハイパフォーマンスであると同時に豪華装備を満載した高価なGTXは、プリマスの本来の顧客層とはマッチしないという側面を抱えていました。そこでハイパフォーマンスなエンジンや強化された足回りなどはそのままに、快適装備を潔く捨て去って誕生したのがロードランナーでした。豪華・高価になってしまったマッスルカーに手を出せない若年層をターゲットにしていたとも言われており、ワーナーブラザースのアニメキャラクターをネーミングに起用したのもそのような狙いに合わせていたのかも知れません。一方、搭載エンジンは'68では383cu.in.(6.3L) 335hp、426cu.in.(7L) 425hpと言うのですから、アニメキャラのロードランナーに負けない速さだったに違いありません(笑)。

Dimension4_69_Road_Runner_5.jpg

Dimension4_69_Road_Runner_6.jpg
↑鮮やかなボディーカラーは若いユーザー向けの廉価なマッスルカーというコンセプトによく合っているように思います。仕上がりはユルいですが、このボディカラーやドアのロードランナーのプリントなど、らしい雰囲気の盛り上げが楽しいモデルです。

さて、ミニカーはダイメンション4の'69ロードランナーであります。ダイメンション4はロードチャンプスやホワイトローズなどと同様に1/43で様々なポリスカーをリリースしていたアメリカ系のブランドで、ポリスカーのベースになっていたのは当方が知る限りでは'68及び'78のプリマス・フューリーでした。その他このブランドはNASCARのレーシングマシンや、少数ながら1/24など他のスケールのモデルも発売していたようです。そして、そのダイメンション4が1/43でリリースしていた数少ないロードゴーイングカーが過去にご紹介した'68 及び '69ダッジ・チャージャーとこの'69プリマス・ロードランナーでした。

Dimension4_69_Road_Runner_7.jpg
↑この3台と、同じくダイメンション4の'68 & '69チャレンジャーの計5台が、当方が初めてeBayで購入したモデルカーでした。

Dimension4_69_Road_Runner_8.jpg
↑同じ'69年型のモパー・マッスル、ロードチャンプスのダッジ・スーパービーと。こういう並びはやっぱり眺めていて楽しいです。

ミニカーの仕上がりは画像でご覧頂いている通りかなりユルいものですが、先回ご紹介したロードチャンプスとは違ってちゃんとプリマスです(笑)。プリマスの'69インターミディエートマッスルは1/43でのモデル化が非常に少なく、当方が他に思い当たるのは高価なホワイトメタル完成品のGTXくらいでしょうか。そう言う意味では非常に貴重な存在です。ユルいながらも鮮やかなボディカラーやエンジンフードのストライプ、ドアやリアパネルにプリントされたロードランナーのイラスト、レッドラインのタイヤなどで往年のマッスルカー・イメージはそれなりに盛り上げられています。…なにを隠そう、当方が初めてeBayで購入したモデルがこのダイメンション4のロードランナーとチャージャーだったのです。そういう意味ではユルいながらも思い出深いミニカーなのでありました。

Dimension4_69_Road_Runner_2.jpg
↑リア周りはガーニッシュのないシンプルな仕様となっています。せっかくテールランプが別パーツになっているのだから、せめてメッキ+クリアレッドくらいにしてくれれば良かったのに・・・。
スポンサーサイト

Comments
 ちゃんとプリマス(笑)
ユルくても貴重な存在ですね、ダイメンション4。
こちらの紹介で初めて知りました。
このメーカーのチャージャーもなかなかの佇まい。
ユルくてもアメリカっぽくて擽られます。

ロードランナーの68、69年式は、なかなか無いですね、ほかのスケールでも。1/43の70年式は、マッチボックスでもありますが…。

所ジョージさんが世田谷で所有してるのは、69年後半って言ってましたが、70年式の形ですね。ワイルドスピードに出てくるのも70年式かな。

しかし同じ型でこれだけ沢山の名前分けをするなんて…。車名が違うだけで気分は変わるもの、ですかね。
 Re: ちゃんとプリマス(笑)

65〜73Mus好き過ぎる者…様

コメント有難うございます。
プリマスマッスル、仰る通り'70はマッチボックスからカッコ良いモデルが出ているから良いのですが、'69となると1/43では余り製品化に恵まれていないですね。本文にも記しましたが、当方が知る限りではこのダイメンション4とホワイトメタルのGTXくらいかと思います。・・・この先、ひょっとするとスパークから発売なるかも知れません。最新のカタログに画像が載ってました。
http://catalogue.sparkmodel.com/#page/35
↑このページのモデルが全て発売になったら、当方的には相当ヤバイです・・・色んな意味で(笑)。

所さんのクルマは外観的には’70ですね。アメリカ車は毎年9月~10月頃に翌年のモデルイヤーのクルマを発表したり発売したりするのでそういう個体なのかも知れません。この時代のアメリカ車はたとえばGMのシボレーのフルサイズでもベーシックがビスケインやベルエア、中間グレードがインパラ、上級がカプリースと名前が変わったりしていましたから、クライスラー系に限らずこういうネーミングが一般的だったみたいですね。
 
うわ、、なんか違うクルマにw
でもでも、それでも、素敵なお色で、最高の雰囲気であります。

>>初めてeBayで購入したモデル・・
あ、なんか判ります、、アタシも、初eBayのモデルは、けっして忘れられないですもの、
船便で送られてしまい、一ヶ月もまたされますたw
 Re: タイトルなし
覆面える様

こちらへもコメント有難うございます。m(_ _)m
仰る通り、このミニカーはボディカラーによって相当救われれいると思います(笑)。
全く、よりによってファーストeBayがこのモデルって、我ながら相当変わっていると思います。
ですが、これは日本で見た事がなかったし’68プリマスの1/43は未だに貴重なモデル化です。
海外の人とのコミュニケーションも新鮮な体験だった思い出があります・・・。

eBayも買い物続けていると色んな事が怒りますよね。
当方はミニカーを封筒で送りつけられて、
ケースがバキバキに割れていたなんて事もありました(泣)。。。

Body
1/43cu.in.検索タグ
過去記事の検索は以下のタグをご利用下さい。
プロフィール

Ponys41

Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ビジュアルリンク
















QRコード
QR
検索フォーム
FC2カウンター

12345678910111213141516171819202122232425262728293031 08