- Date: Fri 30 12 2016
- Category: フォード > '64 1/2~'66 Mustang
- Tags: NACORAL
- Community: テーマ "ミニカー" ジャンル "車・バイク"
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ユニコーンをつかまえた!! ~NACORAL CHIQUI CARS FORD Mustang
今年最後の更新は、当方が2016年に入手したモデルの私的ベストワンで締めくくります。
↑カバヤの食玩、世界の神話シリーズのユニコーン。彩色タイプとシルバータイプが存在します。
↑造形の優れたユニコーンのフィギュアとしても貴重ですが、何たる事かプライザーの1/43の馬とほぼ同じ大きさです。
↑映画60セカンズで伝説のクルマ泥棒、メンフィス・レインズにとってのユニコーンは”エレノア”こと'67シェルビーGT500でした。当方にとって幻の存在だったミニカーは・・・。
●ユニコーン 【ゆにこーん】
額に一本の角を持つ、馬によく似た姿をした伝説の生物。その角には解毒作用があると言われているが、性格は獰猛で捕獲する事は極めて困難とされる・・・。
映画”60セカンズ(原題:Gone In 60 Seconds)”でニコラス・ケイジ演じる伝説のクルマ泥棒、”メンフィス・レインズ”にとってのユニコーン=なかなか盗み出せないクルマは、エレノアこと'67年型シェルビーGT500でした。子供の頃からミニカーで遊んで育ち、大人のコレクターとしても25年以上のキャリアを持つに至った当方にとっても、なかなか入手する事の出来ないミニカー=ユニコーンと言うべきモデルが幾つかあるのですが・・・今年、その一角(文字通りイッカク/笑)を捕獲する事に成功しました・・・しかも2台も!! いやはや、インターネットの普及した現代でなかったら、これらのモデルの入手はおろか、そもそもその存在すら知らなかったかも知れません。それまでネット上の画像でしか目にした事のなかったモデルを手にした喜び・・・。この嬉しさは言葉では到底言い表せません。
↑当方にとってのユニコーン。それはスペインのナコラル製'65~'66マスタング・ファストバック、プラ製ボディの1/43モデルです。
↑ナコラルはダイキャストのインター・カーズシリーズで'69年型、プラ製のチキ・カーズシリーズで'65 or '66年型と、実車とほぼリアルタイムに2種類のマスタング・ファストバックを1/43で製品化してくれていたのでした。
当方にとってのユニコーン、それはやっぱり馬に縁があると言うか大好きなマスタングの1/43モデルで、スペインはナコラルのミニカーです。過去にご紹介しているインターカーズシリーズの'69年型とは別の、それよりも旧いCHIQUI CARSシリーズ(チキ・カーズ???発音よく分からず。。。)の1台でありました。”CHIQUI”という単語はスペイン語だろうと思うのですが、ネット翻訳では”チキ”としか訳されません(笑)。他で調べるとこの単語は”小さい”とか”可愛い”という意味のようです。小さいクルマなら文字通りミニカーという意味ですし、可愛いクルマというのもなんだか微笑ましい感じがします。シリーズはセアト(フィアット)やポルシェ、メルセデス、ペガソの大型トラック等々のヨーロッパ車を中心としたラインナップで、1/43でプラ製ボディという点が特徴的です。プラボディの1/43モデルというと古(いにしえ)のノレブが有名ですが、ナコラルも結構な数のモデルを製品化していたようです。
↑赤いボディの個体は海外ネットオクでフランスの出品者様から譲って頂いた物。箱付きの美品でほぼミントコンディション。唯一残念なのは旧いプラ製モデルに良く見られるホイールの溶けが軽微に発生している点です。箱も時代性を感じさせる味わい深いもの。モデルは'65~'66ファストバックなのに箱絵は'67と思しきHTなのもなんとも微笑ましいです。
さて、念願のマスタングです。'65年または'66年型のファストバック、最初期マスタングのファストバックでシェルビーGTではないスタンダードなフォード仕様の1/43モデルというのは実は意外と少なく、そういう意味でも貴重な存在と言えます。前述の通りボディ・シャシー共にプラ製で、ドアとトランクが開閉します。ジュエルヘッドランプが奢られている辺りは時代性を感じさせてくれます。ボディのプロポーションは中々に良好で、初代マスタングのシャープな印象を良く捉えています・・・実は全体的なフォルムやディティールなどはディンキー製のモデルとの近似性が感じられるのですが、プラ製のボディは肉が薄くドアやトランクのチリの合いも良好で、別パーツのラジエターグリル(正確ではありませんが・・・)や立体成型されたドアの内張り表現などはシール貼りのディンキーより上かも!?
↑白い個体は同じく海外ネットオクでイギリスの出品者様から譲って頂いた物。箱なしのモデルを安価に入手出来たのですが、このコンディションになるまでには一手間掛かっています。その辺りはまた来年にでも・・・。こちらのモデルは奇跡的と言って良いくらいホイールの溶けが進行していません。左右のドアとトランクが開閉します。
その存在を知ってからというもの、海外ネットオークションで何度か出品を見掛けても、コンディションが良くなかったり、価格が余りにも高価だったり、はたまた海外発送してくれない出品だったりと中々良い出会いに恵まれませんでした。それが今年は相次いで2台のモデルに出会い、幸運な事にそれらを入手する事が出来ました。赤いボディの方はフランスの出品者様、白い方はイギリスの出品者様から譲って頂いた物です。このCHIQUI CARSシリーズは旧いプラ製モデルの悲しさで、ホイールが融けてしまっている個体が殆ど。当方の入手したモデルもその影響を逃れ得てはいないのですが、比較的軽微な範囲に留まっています。入手にあたっては色々と苦労もあったのですがその辺りはまた来年に改めて・・・本年の更新はこれにて終了とさせて頂きます。
今年1年、当ブログを訪れて下さった皆様、本当に有難うございました。来年もよろしくお願い申し上げます。よいお年をお迎え下さい。
2016年12月30日 Ponys41
↑カバヤの食玩、世界の神話シリーズのユニコーン。彩色タイプとシルバータイプが存在します。
↑造形の優れたユニコーンのフィギュアとしても貴重ですが、何たる事かプライザーの1/43の馬とほぼ同じ大きさです。
↑映画60セカンズで伝説のクルマ泥棒、メンフィス・レインズにとってのユニコーンは”エレノア”こと'67シェルビーGT500でした。当方にとって幻の存在だったミニカーは・・・。
●ユニコーン 【ゆにこーん】
額に一本の角を持つ、馬によく似た姿をした伝説の生物。その角には解毒作用があると言われているが、性格は獰猛で捕獲する事は極めて困難とされる・・・。
映画”60セカンズ(原題:Gone In 60 Seconds)”でニコラス・ケイジ演じる伝説のクルマ泥棒、”メンフィス・レインズ”にとってのユニコーン=なかなか盗み出せないクルマは、エレノアこと'67年型シェルビーGT500でした。子供の頃からミニカーで遊んで育ち、大人のコレクターとしても25年以上のキャリアを持つに至った当方にとっても、なかなか入手する事の出来ないミニカー=ユニコーンと言うべきモデルが幾つかあるのですが・・・今年、その一角(文字通りイッカク/笑)を捕獲する事に成功しました・・・しかも2台も!! いやはや、インターネットの普及した現代でなかったら、これらのモデルの入手はおろか、そもそもその存在すら知らなかったかも知れません。それまでネット上の画像でしか目にした事のなかったモデルを手にした喜び・・・。この嬉しさは言葉では到底言い表せません。
↑当方にとってのユニコーン。それはスペインのナコラル製'65~'66マスタング・ファストバック、プラ製ボディの1/43モデルです。
↑ナコラルはダイキャストのインター・カーズシリーズで'69年型、プラ製のチキ・カーズシリーズで'65 or '66年型と、実車とほぼリアルタイムに2種類のマスタング・ファストバックを1/43で製品化してくれていたのでした。
当方にとってのユニコーン、それはやっぱり馬に縁があると言うか大好きなマスタングの1/43モデルで、スペインはナコラルのミニカーです。過去にご紹介しているインターカーズシリーズの'69年型とは別の、それよりも旧いCHIQUI CARSシリーズ(チキ・カーズ???発音よく分からず。。。)の1台でありました。”CHIQUI”という単語はスペイン語だろうと思うのですが、ネット翻訳では”チキ”としか訳されません(笑)。他で調べるとこの単語は”小さい”とか”可愛い”という意味のようです。小さいクルマなら文字通りミニカーという意味ですし、可愛いクルマというのもなんだか微笑ましい感じがします。シリーズはセアト(フィアット)やポルシェ、メルセデス、ペガソの大型トラック等々のヨーロッパ車を中心としたラインナップで、1/43でプラ製ボディという点が特徴的です。プラボディの1/43モデルというと古(いにしえ)のノレブが有名ですが、ナコラルも結構な数のモデルを製品化していたようです。
↑赤いボディの個体は海外ネットオクでフランスの出品者様から譲って頂いた物。箱付きの美品でほぼミントコンディション。唯一残念なのは旧いプラ製モデルに良く見られるホイールの溶けが軽微に発生している点です。箱も時代性を感じさせる味わい深いもの。モデルは'65~'66ファストバックなのに箱絵は'67と思しきHTなのもなんとも微笑ましいです。
さて、念願のマスタングです。'65年または'66年型のファストバック、最初期マスタングのファストバックでシェルビーGTではないスタンダードなフォード仕様の1/43モデルというのは実は意外と少なく、そういう意味でも貴重な存在と言えます。前述の通りボディ・シャシー共にプラ製で、ドアとトランクが開閉します。ジュエルヘッドランプが奢られている辺りは時代性を感じさせてくれます。ボディのプロポーションは中々に良好で、初代マスタングのシャープな印象を良く捉えています・・・実は全体的なフォルムやディティールなどはディンキー製のモデルとの近似性が感じられるのですが、プラ製のボディは肉が薄くドアやトランクのチリの合いも良好で、別パーツのラジエターグリル(正確ではありませんが・・・)や立体成型されたドアの内張り表現などはシール貼りのディンキーより上かも!?
↑白い個体は同じく海外ネットオクでイギリスの出品者様から譲って頂いた物。箱なしのモデルを安価に入手出来たのですが、このコンディションになるまでには一手間掛かっています。その辺りはまた来年にでも・・・。こちらのモデルは奇跡的と言って良いくらいホイールの溶けが進行していません。左右のドアとトランクが開閉します。
その存在を知ってからというもの、海外ネットオークションで何度か出品を見掛けても、コンディションが良くなかったり、価格が余りにも高価だったり、はたまた海外発送してくれない出品だったりと中々良い出会いに恵まれませんでした。それが今年は相次いで2台のモデルに出会い、幸運な事にそれらを入手する事が出来ました。赤いボディの方はフランスの出品者様、白い方はイギリスの出品者様から譲って頂いた物です。このCHIQUI CARSシリーズは旧いプラ製モデルの悲しさで、ホイールが融けてしまっている個体が殆ど。当方の入手したモデルもその影響を逃れ得てはいないのですが、比較的軽微な範囲に留まっています。入手にあたっては色々と苦労もあったのですがその辺りはまた来年に改めて・・・本年の更新はこれにて終了とさせて頂きます。
今年1年、当ブログを訪れて下さった皆様、本当に有難うございました。来年もよろしくお願い申し上げます。よいお年をお迎え下さい。
2016年12月30日 Ponys41
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No.1さすがですね。
モデルカーもさることながら、
入手までのドラマが素晴らしいですね。
熱い思い、文脈からヒシヒシと感じました。
ebayですかね?僕はたまにボロボロになって海外から来ることがありますが、使えて、面白いですよね〜。
本年も色々お世話になりました。
来年も何卒宜しくお願い致します^_^