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祝!ソフト化&再上映!! スクリーンを駆け抜けたクルマ達(番外編) ~フェラーリの鷹

「えっ!!それ、ホントですか!?(嬉) 」・・・って感じです。

フェラーリの鷹_01
↑アメリカ車が登場しないので当ブログでは番外編としていますが、とにかくB級カーチェイスムービーとして珠玉の1本。大好きな作品です。

いやいや、嬉しいです。前々回、映画「恐怖の報酬」のデジタルリマスター完全版再上映の喜びを記した際、当方がDVD/ブルーレイソフト化を希望している作品を幾つか記したのですが、その中でも特に熱望していた1本、「フェラーリの鷹」のDVD/ブルーレイ化がめでたく実現の運びとなりました!!発売は来年2月8日の予定で、通販サイト等でも予約受付が始まっています。(しかもデジタルリマスター!!)・・・のみならず、ソフト発売に先立って、年末~正月にリマスター版による日本でのリバイバル上映も決定!!今のところ関東は新宿での単館、1週間1日1回のみの上映のようですが、マッドマックスの大ヒット後、あまた作られた亜流作品のイタリア版である「マッドライダー」(12月中のみ)と2本続けて「マカロニ・エンタテインメント傑作選」としてリバイバル上映されるようです。しかし、この作品を再び映画館のスクリーンで観られるとは・・・先の恐怖の報酬といい一体どうなっちゃてるんだろう(喜んでます/笑)。

フェラーリの鷹_03

フェラーリの鷹_04
↑作品に登場するクルマも色々と1/43モデルで買い集めています。グリーンのアルファロメオ・ジュリアスーパーは映画の前半で主人公がドライブしていた覆面車両。モデルはイタリアのプロゲットKの製品。より良い仕上がりの他社製品もありますが、このボディカラーが重要です!

フェラーリの鷹_05

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↑強盗団の首領、ジャンポール・ドセーナ(別名ニスワ)の駆るシトロエンDS21。同型車2台を同時に別々の場所で走らせ、追跡するローマ警察を混乱に陥れるという作戦を採ります。モデルはフランスエリゴール製。最近ではノレブ製などより優れた製品もありますが、やっぱりこのボディカラーが重要です(笑)。

フェラーリの鷹_07

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↑作品中に大挙登場し、ニスワ一味のシトロエンを追跡したジュリアスーパーのポリスカー。西武警察における230セドリックといった所でしょうか(笑)。モデルはミニチャンプス製。

― 主人公パルマはクルマを愛する熱血漢の刑事、だが運転技術にはまだまだ未熟な所もあり、犯人追跡中にアツくなり過ぎて事故を起こしてしまう事もしばしば・・・。ある日ローマにフランス人ジャンポール・ドセーナを首謀者とする強盗団が舞い戻り、次々と銀行を襲撃し始める。卓越したドライビングテクニックで追跡するパトカーを振り切るドセーナ、深追いしたパルマは再び事故を起こし同僚を死なせてしまう・・・。1度は刑事を辞める決心をしたパルマだったが、現場の刑事時代に凄腕のドライバーだった上司のタリアフェリ主任は、彼のガッツを見込んで自分が現役時代に使用していたフェラーリを彼に与え、2人でレストアすると共に自身のドライビングスキルを伝授。最高のドライビングスキルを身につけたパルマはドセーナに近付いて組織潜入に成功、一味を一網打尽にしようとするのだが・・・。 ―

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↑作品後半で主人公パルマが駆るフェラーリ250GT-E。2+2のボディを持ち、250系列の中ではグランドツアラー的な性格の車種と言えましょうか。このモデルはアシェットの書店系アイテム、フェラーリコレクションの1台でイクソ製と思われます。前期型のようですが、ラジエターグリル内のフォグランプが装着されていません。映画の劇中車はフォグランプがグリルの外に出た後期型が使用されており、かつフロントバンパーがノンオリジナルと思しき(?)左右スプリットタイプでした。

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↑こちらは往年のソリド製モデルの再販バージョン。オリジナルは60年代の旧い金型ですが、プロポーションの良さは流石です。映画の劇中、レストア成った250GTEに主人公のパルマが嬉しそうに金色のストライプテープでドレスアップを施し、タリアフェリ主任がそれにOK出しするシーンがあるのですが、クルマ好きが観るとついニヤけてしまう一幕です。

まあ、映画としては王道のB級作品という事なのでしょうが、とにかく登場するクルマが(今となっては)凄い。当時のイタリアでは単なる安い中古車に過ぎなかったのかも知れませんが、アルファロメオのジュリアスーパーやシトロエンDS21、そして主役のフェラーリ250GT-E・・・日本ではスーパーカーブーム華やかなりし頃に劇場公開され、多くのスーパーカー少年にコレじゃない感をもたらしたものでしたが(笑)、これが歴史的には史実に基づいたチョイスである事は、随分後になって知りました。とにかく欧州車のカーチェイスは一触即発、ちょっとしたミスで大破・走行不能に陥る緊迫感は、アメリカ車のそれとはひと味違ったスリルと迫力があります。宇宙船と形容されたシトロエンDSが、車体をボワンボワン揺らしながら180°ターンをキメる様なんて、この作品でないとちょっとお目にかかれないのではないでしょうか?

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↑本文に記した史実に基づいたチョイス~と言うのは、かつてフェラーリ社からローマ警察にフェラーリ250GT-E2台が納入された事があるためで、映画の中でも修復前に車体カバーを外す際、ボディサイドに555-5555と警察の電話番号が書かれた姿がちらりと映ります。つまり250GT-Eの選択は歴史的事実に基づいた必然であり、決して低予算で車両調達出来たからではないのです。モデルは上のノーマル仕様と同じアシェットの日本販売品です。同じ前期型ですが、グリル内にフォグランプが組み込まれています。

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↑こちらは海外で販売されたディアゴスティーニの書店系アイテムのモデル。アシェットのモデルと同じかと思いましたがさにあらず、金型は別物です。ウインドウとサッシが一体成型になっているなど、全体にアシェット版より仕上がりが細やかです。尚、劇中タリアフェリ主任の回想シーンで、ニスワの駆るランチア・フラビアを追って有名なスペイン広場の階段を駆け下りるシーンが登場するのですが、これも実話を基にしたものなのだそうです。

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↑こちらはソリドの金型をベースにヴェレム名義で発売された製品。購入した当時は実車の存在を知らず、映画の劇中車みたいだな~と思って買っていたのでした。この仕様が都度製品化されているという事は、やはり実車の人気ゆえなのでしょう。最近イタリアではフェラーリでなくランボルギーニがポリスカーに採用されており、現代を舞台に映画をリメイクするとしたら、フェラーリの鷹ならぬランボルギーニの鷹になるのかも知れませんね(笑)。

”フェラーリの鷹(原題:'Poliziotto sprint 英題:HIGH WAY RACER)”は76年のイタリア映画で監督はステルビオ・マッシ、主人公パルマ役はマウリッツィオ・メルリという俳優さんで、作品を観た当時はどことなく「600万ドルの男」のリー・メジャースに似ているなと思ったりしたものです。(彼が主演した別の刑事ドラマをTVで観た記憶があります。)また彼の上司タリアフェリ役のジャンカルロ・スプラジアという人は、アランドロン主演の「ビッグ・ガン」でも重要な役を演じていたので、イタリアでは名の通った俳優さんなのかも知れません。以前も記した事があるのですが、公僕である主人公が潜入捜査の中で犯罪組織のボスにシンパシーを感じてゆくという過程は、ワイルドスピードの1作目や、チャーリーシーン、D.B.スゥイーニー主演のノーマンズ・ランドなどアメリカのクルマ絡み映画にも共通するストーリーと思います。とにかくこの作品がリマスター高画質で観られると思うと笑みがこぼれてしまいます。リバイバル上映とソフトの発売が本当に待ち遠しい!

フェラーリの鷹_19
↑大好きな映画がリバイバル上映されたり、DVDやブルーレイでソフト化されるのは嬉しい反面、苦労して探し出したレンタル上がりのVHSテープや、温存しているVHSデッキの存在意義が薄れるのはちょっぴり寂しくもあります・・・。

フェラーリの鷹_02
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Comments
 
 ご無沙汰してます。
おっさん感涙感がビンビン伝わってきて、
若干引き気味ですが、
おめでとうございます。

 全然関係ないですが、
ボヘミアン・ラプソディ観に行こうかと思ってます。
 Re: タイトルなし
doobie brother 様

コメント有難うございます。
遠からず昭和も二時代前になってしまうのですから、見紛う事なき立派なおっさんです(笑)。
・・・と言うか、夫婦で映画観に行くと安くしてもらえる歳になってしまいました。。。

いや、この作品がリマスターでソフトになるとは思いませんでした。
どうせなら本国版のイタリア語や日本のTV吹き替えも収録してくれれば更に嬉しいのですが・・・。
主人公の吹き替えが青野武さんだった事だけはうっすら記憶しています。

ボヘミアン・ラプソディ、たまたま劇場で予告編を観ましたが、フレディ・マーキュリーが
似てるな~と思いました。実話ベースのストーリーなんでしょうけど、どう仕上がっているんでしょうね。
観たら是非感想を聞かせて下さい。
 
Verem/Solido製のフェラーリ250GTEは近年のHachette製のそれと比べてフロントの三角窓が無かったり全体に肉厚な仕上がりだったりと良くも悪くも1960年代のミニカーという趣ですが、逆にそこがデフォルメの妙、当時のヨーロッパ製ならではの味わいという点がニクイですね!!
小生も「フェラーリの鷹」DVDを少し前まで持っており、日常的に見まくっておりましたが250GTEの繊細なピニンファリナデザインが♪クオーン、フォーン、シュオーン!♪~という旧世代フェラーリV12気筒共通の「家族の音」とともに豪快に駆け抜けるシーンはまさに病みつけで、同作品を売ってしまったことを目下後悔しているほどです。
3リッター12気筒のフェラーリ250系統が甲高いテノールなら、同車の同時代のガチンコライバルたるアストンマーチンDB4/DB5は4リッターの直6で♪プルルル ブヴィーン グオーン!♪という湿り気が混ざった重低音...排気音にも車両キャラが各々出ており、ボディデザインやカラーリングをそのまま反映している辺り彼ら欧州の名門メーカー達は「エンジニアリングの芸術家」であることを再認識させられるものです。
電動化時代になればマセラティ次期グランツーリスモもポルシェタイカンも、何より日産リーフやプリウスとも見分けがつかない走行音と化すことも無きにしもあらずと考えるに、天から「甘い夢を見てる場合じゃない!!」と雷を落とされている感が...ある意味鬱ですよね(T_T)
 Re: タイトルなし
真鍋清 様

コメントありがとうございます。
SOLIDの金型、特に黄金期の塗膜の薄いメタリック塗装だとフォルムのシャープさが際だって
独特の美しさを感じさせますよね。不思議と実車の雰囲気を捉えているのは原型製作のセンス
なのかなと思います。

フェラーリの鷹、長い間VHSしかソフトが無い時代が続いたのでDVD/ブルーレイ化は嬉しかったです。
リマスターされて画像もキレイでしたしね・・・。本国イタリア語と当時の日本語吹き替え収録は
嬉しかったのですが、欲を言えばVHSで慣れ親しんだ英語版も収録して欲しかった気がします。

フェラーリの快音は素晴らしいですよね。埃をかぶった状態からのレストアや、完成後のサーキットでの
特訓のシーンも個人的には好きだったりします。シトロエンDSやアルファロメオ・ジュリアが元気
に走り回っているの嬉しいし・・・再生産するかどうかも分からないし持っておかれても良いのでは!?

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