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'71~'73 Mustang特集 貴重な'73年型 ~PREMiUM X Ford Mustang Mach1

いやはやもう9月ですよ。'71~'73マスタング特集は・・・確か今年3月くらいに開始したと思うのですが、かつてなく更新サボりが増えたのと、間に色々と別ネタが挟まったのでここまで来てしまいました。。。手持ちのモデルは残り少ないので、年末にならない内に終わらせたいと思います。関東地方は台風接近中・・・大丈夫かな。

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今回ご紹介するのはビッグマスタングのラストモデルイヤー、'73年型です。'70年代に入ると、アメリカ自動車産業はオイルショックと排ガス対策という大きな試練に直面します。この影響を被ったのがマッスルカーやポニーカーなど、大排気量・高出力エンジンによる高性能を売り物にしていたクルマたちであり、マスタングもその例外ではありませんでした。429CJは'71年型のみで終了、'72以降は351のみがハイパワーユニットとなりますが、圧縮比が低められてパワーダウンを余儀なくされています。初代の登場以来徐々にボディの大型化・エンジンの大排気量化を推し進めた結果、インターミディエートとほとんど差のない所まで大型化した所に、先述のオイルショックなど逆風もあって販売は期待を下回り、'74MYにはサブコンパクトのピントをベースとしたマスタングⅡへと一気にダウンサイジングされる事となったのでした・・・。

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↑'73モデルイヤーの特徴としては、やはり顔廻りの違いが一番大きな要素かと思います。四角いベゼルで囲まれたヘッドランプは、翌年登場するマスタングⅡとの近似性も感じられて興味深いです。

俗にいうビッグマスタングの最終モデルイヤーである'73年型では内外観に若干の変更が行われています。最も目を引くのは顔廻りで、ヘッドランプはクロームトリムに囲まれた形となり、ウレタン製のバンパーは'71~'72よりも大型化され、これに伴いバンパー下にあったフロントターン&パーキングランプはラジエターグリルに移動し、ヘッドランプの内側に縦型に配置されました。ホッケースティックと呼ばれた独特のサイドストライプは'73ではスタンダードモデル用のオプションとなり、マッハ1用はサイドマーカーを囲む太い直線の物に改められています。実車の画像検索を行うと、'73ではマッハ1でもリアバンパーにオーバーライダーが装着されている個体が多いのですが、装着されていない個体もあり、標準装備なのか外装オプションの一部なのか、今ひとつ判然としませんでした。

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↑製品化されたのは明るいブルーとシルバーメタリックの2色。'71の製品との細かな仕様の作り分けが嬉しいです。個人的には'71はウインブルドン・ホワイトやグラバーライム、'73はアイビー・ブロンズ・メタリックやゴールド・グロウ・メタリックの製品化もお願いしたいです。

今回ご紹介するモデルはプレミアムXブランドで'71と共に製品化されている'73マッハ1。'73マスタングのミニカーは、先にグリーンライトから”バニシングin60(原題;Gone in 60secands)の劇中車仕様が発売されていますが、ノーマルな量産車仕様の1/43ミニカーとしてはおそらく唯一の存在ではないかと思われます。そういう意味では大変貴重な製品化で、仕上がりは物凄く精密だったりと言った部分はありませんが、近年のダイキャスト完成品モデルとしては水準の仕上がりかと思います。価格が比較的安価に抑えられているのは嬉しいポイント。当方の見落としかもしれませんが、'71同様、プレミアムXブランドの本製品は、日本での正規販売が行われていないのではないかと思います。(別途ご紹介予定の、ある特定の仕様のモデルは正規輸入されています)。当方は'71と共に海外調達にて入手しました。

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↑同一ブランドで年式違いを製品化してくれると、ボディのプロポーションや車高の差などによる違和感がなく、仕様の違いを存分に楽しむことが事が出来ます。これは本当に嬉しいです。

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↑更に同じ'73年式でも、ボディカラーだけでなく前後スポイラーの有無を作り分けています。マスタングの豊富なオプション展開を分かっているマニアックで心憎い仕上がりです。(やるな~プレミアムX!!)

ボディカラーはミディアム・アクアと思われる明るいブルーと、ライト・ピューターと思われるシルバー・メタリックの2色で、実車説明で記したグリルやストライプの'71~'72との違いをしっかりと再現しています。リアのバンパーには件のオーバーライダーがしっかり装着されています。ブルーのモデルには前後のスポイラーが装着され、シルバーのモデルには装着されていません。マグナムホイール&ホワイトレタータイヤは'71のモデルと共通で、実車の雰囲気を大いに盛り上げてくれていますが、トレッドが狭くタイヤがやや引っ込み過ぎているように感じます。'73には5個の楕円形の穴が開いたディッシュホイールの設定もあったので、そちらにしてくれたら更に年式の違いが楽しめたかなとも思いますが・・・ともあれ同一ブランドでこのような年式の違いを再現してくれると、並べて眺める楽しみもまた格別、大感謝であります。

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Comments
 
こんばんは。
Ponys41さんのblogを読んでいて思うのですが、年毎の細かな違いを良く抑えているなと感心してしまいます。
一体、これだけの知識はどこで仕入れたのでしょう?
アメ車のことを広く詳しく解説している本はそんなに目にしませんし、特定の車種に限らず幅広く知っているのには、本当に驚かされます。
 Re: タイトルなし
とかのさん

コメント有り難うございます。
いえ、記事を書くにあたっては、100%自分の知識だけに頼っているわけではありません。
最も好きなマスタングでさえ、全てのスペックが頭に入っている訳ではありませんから・・・。

普通にネットや雑誌・書籍で調べたりします。ネットの情報は色々なソースを比べて
何が正しいか検証する必要がありますね。最近少しまばらになっていますが、以前は雑誌
Aカーズを毎月欠かさず買っていました。

気を付ているのはネットや雑誌の丸写しにならないようにする事でしょうか。
それでは個人の発信する情報として価値が無いと思うので、仕入れた情報と
自分の知識や考えを組み合わせて再構築したりしています。

・・・とは言え、素人文章なんで間違っている事もあるかと思いますのでご注意下さい(笑)。
 
こんばんは。
アメ車にはあまり興味がわかなかったので、知っていることと言ってもほんの少し。A-carsという雑誌も始めて知りました。表紙の写真とかを見ましたが、アメ車らしい楽しみ方を取り上げている雑誌かなと思いました。

得た情報の再構築というのは、全く同感です。
無限ともいえるほど広いインタネットの世界ですから、根気よく探せば目的の物に辿り着きますが、そういう情報はこちらの欲しい情報全てではなく、大抵が断片に過ぎないし、ウソ偽りも多々含まれる。
あちこちで得た情報を自分なりに消化して、一つのまとまった情報にするには膨大な時間が必要なことを知っています。

Ponys41さんのblogは、私のようなアメ車素人には実にありがたいです。
毎回楽しく、また関心しながら読んでいます。
是非、今後も続けてください。
 Re: タイトルなし
とかのさん

過分のお褒めのお言葉、ありがとうございます。
情報・知識の再構築、仕事や勉強などで同じようなことしようと思うと眠くなっちゃうのですが、
自分の好きな事だと楽しかったりするんですよね(笑)。

とは言え、始めた頃からするとブログへの熱意もだいぶ薄れているような・・・。
近々にYahoo!のブログサービスが終了になるようですし、私個人というよりはブログという
存在自体、曲がり角に来ているのかなと感じます。
ツライと感じない範囲でネタの独自性とクオリティは下げないように続けて行きたいと思います。
 
1973年型フォード・マスタング・マッハ1。
小生自身にとっても自宅近くの理容室の駐車場に赤色の個体が停まっていた記憶もさることながら、現在住んでいる場所へ越してきて間もない頃に近所の荒川の土手に同車を止めて遊んでいる親子三人の姿と同車が走り去る時の♪ドロドロ デロロロ グルルルル♪~というフォード・クリーブランドV8特有の排気音は幼時の脳内DVD-ROMに焼き付けられたまま一生忘れません。
73年型ともなるとビッグマスタングも「名物」というべき7000cc/V8を降ろして5700cc/V8 266psネット也のクリーブランドV8(思えばデトマソパンテーラと共通のユニットだ)が上限となってしまいましたがこちらはこちらなりにリッター当たり馬力を高めに回転で馬力とトルクを稼ぐヨーロッパ車寄りのチューニングが特有の哲学を感じさせてくれる逸品だと思います。
小生自身の思い出に深いビッグマスタングは冒頭に記した通り赤色が一番、次には黄色のイメージが強いですが貴殿選り抜きのプレミアムXのブルーも73年型ではLight Blueと名前はそっけないものの1971/72年に設定されたGrabber Blueと近似してファストバックスタイルを引き立てる傑作ボディカラーではないでしょうか。
参考文献 出典
RED BOOK
FORD MUSTANG 1964 1/2-2015 PETER C. SESSELER著
P.58-68
 Re: タイトルなし
真鍋清様

コメントありがとうございます。
当方の年齢的な事や映画”バニシングin60”の影響もあるかも知れませんが、
日本でマスタング(当時流にいうとムスタング)というとビッグマスタング
がポピュラーでは無いかと思いますし、'71~'73=マッハ1的な言われ方
をしているような気がします。アメリカ本国での販売が期待値ほどではなかった
という事実を知った時は意外な気がしました。

個人的には'73マスタングというと、バニシング~とマッチボックスのミニカーの
影響でイエローかなと思います(笑)。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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