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FORD GT特集 補足:Spark FORD GT Mk-2 Le Mans 1966 #6

自宅で出来るブログ更新、今回も'66年のフォードGT Mk-2のご紹介です。

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以前も記しましたが、'66年のルマンにフォードは大挙8台のワークスMK-2を投入。その全てをシェルビー・アメリカンでマネージメントする事は困難なため、シェルビー・アメリカン3台、ホールマン&ムーディ3台、アラン・マンレーシング2台という体制でレースに臨む事となりました。この状況について先に公開された映画”フォードVSフェラーリ(原題:FORD v. FERRARI)”では、エンターテイメント性を高めるためかシェルビー陣営と副社長レオ・ビーブを中心とするフォード側スーツ組の暗闘が誇張して描かれ、スーツ組の陰謀的な語られ方がされていました。しかし事実を丹念に拾って書かれたA・J・ベイムの著書”フォードVSフェラーリ 伝説のルマン”を読むと、実際はそこまで極端な事では無かったように思えます(悪者代表みたいにされたレオ・ビーブ氏が不憫・・・)。

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↑シェルビーアメリカン的なカラーリングを纏ったホールマン&ムーディ陣営の1031号車。ボディカラーのブルーとは補色の関係になるイエローの識別カラーが鮮やかです。リザルトは残念ながら7時間目にエンジントラブルでリタイヤ。

とは言え、同じアメリカのチームとして直接比較されるし、ホールマン&ムーディは長年のNASCARでの活躍によりフォード社との関係も深く、使用タイヤの面でもファイアストーンとの繋がり強かったため(シェルビーはグッドイヤータイヤを使用)キャロル・シェルビーの心中は穏やかで無かったとベイムの著書にも記されています。結果としては'66年のルマンはシェルビー陣営が1・2位、ホールマン&ムーディが3位というリザルトだったので、シェルビー・アメリカンが面目を保ったと言えるのではないかと思います。フォードは翌'67年もシェルビー2台、ホールマン&ムーディ2台のMk-4ワークス体制でルマンに臨みますが、結果はシェルビーが1位と4位、対するH&Mは2台ともリタイヤとなりました。実績から見れば、やはり耐久レースとNASCARとは別物と言えるのかも知れません。

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↑スパークのモデルはレジン製ならではの細かな仕様違いの造り込みがなされ、仕上がりも美しく、ダイキャスト製品との価格差も少なくて有難いです。どんなに素晴らしい製品でも、価格が高過ぎればおいそれとは買えません。

今回ご紹介するのはホールマン&ムーディーからエントリーした1台、カーNo.6 1031号車。ドライバーはルシアン・ビアンキと、当時はまだ”注目の若手”だったマリオ・アンドレッティ。アンドレッティはフォードとの契約の前にフェラーリからもワークスドライバーとしての打診を受けていたのですが、「自分はまだ経験不足なので1年待って欲しい。」と断っていたとの事。ブルーメタリックのボディにホワイトのストライプという、シェルビーの定番っぽいカラーリングがホールマン&ムーディ陣営に振り当てられていたのが不思議な感じのする1台です。リザルトはレース開始後7時間でエンジントラブルによりリタイヤ。後にF1ワールドチャンピオンになるアンドレッティですが、ルマンでは翌'67年もリタイヤを喫しており、このレースとは余り相性が良くなかったようです。

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↑上の画像は過去にご紹介したイクソ製ダイキャストモデル。スパーク製モデルのボディカラーのブルーメタリックは、ixo製品より明るい色調です。何分実車を観た事がないので、どちらが考証的に正しいのかは良くわかりません。

ご紹介するモデルは例によってスパークのレジン完成品1/43モデル。ブルーメタリックのボディにホワイトのストライプ、ノーズ部分は鮮やかなイエローの識別カラーを纏っています。過去にご紹介したixo製モデルと比べると、ブルーメタリックの明度が高く明るい感じの仕上がりとなっています。タイヤはホール&ムーディ陣営らしくファイアストーンのロゴがプリントされ、塗装やゼッケンなど各種表記も美しく、ウインドウ類のフィッティングも良く安定した仕上がりです。・・・が、スパークに限らずレジン完成品モデルの多くが台座から外す都度にシャシーが削れて白い粉が発生するのはちょっと心配になります。精神衛生上よろしくないですし、内装部分に削れた粉が入り込んでしまう事もあるので注意が必要です。

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