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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

10年

色々あってご報告が遅くなりました・・・。

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↑当方が最も好きなアメリカ車マスタング。10年どころか50年以上に亘り、FRスペシャリティカーという基本からブレる事無く、1年と欠かさず連綿と造り続けられています。偉大です。

先月11月11日、2007年の立ち上げから丸10年が経過し、当ブログも11年目に入りました。毎年何周年というような記事をアップして来ましたが、10年というのは本当の意味で一区切りかなと思います。10年の間には悲喜交々色々な事がありました。先頃はブログを相互リンクさせて頂いていた方が他界されるという悲しい出来事があったばかり・・・。

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↑当方はもちろん他のスケールのモデルも好きですが、1/43に拘るのは程々の統一スケールの中で様々な車種の大きさの違いを実感出来るからです。・・・サムライが混じっているのは大きさの比較のためです(笑)。

10年続けられたのは、ひとえに相互リンクしていただいている方々、訪問して下さる皆様あっての事と思います。本当に有難うございます。また、近年の製品バリエーションの充実も、ネタ切れにならずに済んでいるという意味で有難い事だなと思います。10年前にはこのような状況は想像も出来ませんでした。基本筋(!?)の1/43モデルでアメリカ車をアーカイヴするという夢も、あながち不可能ではないような気もする今日この頃です。

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↑往年のソリド、ディンキー、コーギー、テクノ・・・etc.最新製品ばかりではなく、旧い製品にはまた違った魅力があります。当方の手元にも、まだまだ名品・珍品の数々があります。少しづつご紹介して行ければと思います。

ここの所、通常の更新が出来ていませんでしたが、徐々に元のペースに戻して行けたらと思います。改めて振り返ると、ブログ開始当初は月に10回以上も更新していたのですね(笑)。それが週2回になり、週1回になり、近頃は月に2~3回という体たらくであります・・・。ですが、この先無理に更新回数を増やそうとは考えていません。義務感が先に立って楽しくなくなったら続ける意味や価値がないと思うからです。そんないい加減ブログですが、変わらずお付き合い頂けたら幸いです。今後共よろしくお願い申し上げます。

Ponys41

Fさんに捧ぐ

今回の事は胸の内に収めておくか、書いて公開するか迷い、悩みました。・・・ですが、1度きりの事なのでやはり書いておこうと決めました。

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先月、模型趣味の同好の士であり、ブログの先輩であり、友人であるFさんが遠くへ旅立たれました。ご自身のブログでも体調が優れないと記されていた上、コメントを差し上げたのですが返信も頂けなかったのでどうしたのかなとは思っていたのですが・・・突然の事で今も信じられずにいます。何かの間違いであって欲しい・・・それが偽らざる気持ちです。氏が最後の記事をアップされたのが10月5日、同じFC2なので分かるのですが、同日彼は私のブログを訪れて下さっていた事を後になって知りました・・・。なのに私が彼の最後の記事にコメントしたのは10日も後の10月15日。もう少し早くコメントさせて頂いていれば、あと少しだけやりとり出来たかもしれないのに・・・悔やんでも悔やみきれません。Fさんごめんなさい、僕は友達甲斐のない男です。

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↑画像は随分前にeBayで入手したレジン製ガレージキット。買ったまま組み立てもしておらず、体調が優れない中ヒューイ・ルーイをフルスクラッチされたFさんの情熱には遠く、遠く及びませんが・・・今1度勝手連させて頂こうと思います。

氏がブログの最後から2番目の記事で取り上げた映画”サイレント・ランニング(原題:Silent Running)”とそこに登場する3体のロボット(作品内ではドローンと呼ばれている)=ヒューイ・デューイ・ルーイは私も強く印象に残っていて大好きです。作品とドローン達のあらましについては是非ともFさんの記事を参照して頂きたいのですが、彼らは四角四面で実用一点張りの無機質な姿ながら、汚染された地球から宇宙船のドームに隔離された植物の世話をしたり、巨大な宇宙船の保守・点検作業をこなしたりと、寡黙にして愚直でけなげで、その仕草や仲間とのコミュニケーションは人間くさく何とも愛らしいのです。

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このドローン達を演じていたのは、ベトナム戦争などで下肢を失った方々でした。デューイやルーイとヒューイの筐体の大きさが異なるのは、演じられる方々の身体の残された部分に合わせてデザインされたものであろうと思われます。彼らの画像を見た事がありますが、その姿は強く心を揺さぶられるものです。人はこんなにも多くを失って、それでも生きられるものなのか・・・と。撮影は彼らにとって過酷な面もあったようですが、作品の製作中に撮影された写真には、にこやかに微笑んでいる姿もあるのです。人間って強いなと思います。

でも、逝く時は儚いのですね。




動画の曲は彼女の実体験に基づくものと思われ、その認識の上で聴くとより深く心に染み入って来ます。男同士のFさんと私の関係とは異なるものではありますが、最後のサビの部分が私の気持ちです。実際にお会いする事は叶いませんでしたが、知り合えて本当に良かったです。楽しい日々でした。いつの日か何処かでお会いしましょう。その日までさようなら。

本日休業




  本日はホビーフォーラム開催日でしたが、都合により今週のブログ更新はお休み致します。
  
  
  
  

11月5日(日)はホビーフォーラム2017です。

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10月も終わろうとしているのに、2週続けて週末に台風が来るというおかしな日本・・・ですが、来週末は早いものでホビーフォーラム2017が開催されます。モデルカークラブの作品展示、メーカーの製品展示、ショップさんを中心とした物品販売、会場限定品販売等々が複合したクルマ模型の一大イベントです。今年は東京モーターショーとも被りますが日曜日はコチラ優先で!!

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●ホビーフォーラム2017

公式サイトはコチラ

開催日時: 2017年11月5日(日) 10:00~16:30

場所: 横浜港大さん橋国際客船ターミナル内 大さん橋ホール
    〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通1-1-4
    アクセス情報はコチラ

入場; 一般無料

開催概要:
・モデルクラブ作品展示
・メーカー、ショップ、個人による物品販売+一部製品展示
・会場限定商品販売
                                    ・・・etc.


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↑今年はモデルクラブの作品展示はあるようなのですが、一般参加の作品展示は開催されない?ようです・・・。

毎年ご苦労されている実行委員会の皆様ならびに協賛各社様に感謝。当日は良い天候に恵まれると良いのですが・・・台風はもうたくさんです!!

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↑大桟橋ホールでの開催もすっかり定着した感じです。

最近の入手品から ~ Spark '76 Chevrolet Monza Le Mans

長かったファイアバード特集を終えて何を採り上げよう・・・今一つイメージが湧かなかったので、最近入手したモデルをご紹介します。

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・・・という事でシボレー・モンザの'76年ルマン24時間出場車です。量産仕様のシボレー・モンザは'74年、サブコンパクトのシボレー・ベガをベースに誕生したFRのスポーツクーペで、兄弟車としてポンティアック・サンバード、オールズモビル・スターファイア、ビュイック・スカイホークなどが展開されました。当時はイタリアンGTをイメージさせると言われたスタイリッシュなクーペボディが特徴で、3ドアのファストバックと、2ドアのノッチバックの2タイプのボディを有していました。開発時はロータリーエンジンの搭載も計画されましたが実現せず、セールスが上向き始めた80年を持って生産を終了。FF化されたJカー、キャバリエのクーペ系に引き継がれました。日本でも日東などからプラモデルが発売されていたので、子供の頃に組み立てて遊んだ方もおられるのではないでしょうか。

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↑元々はIMSAのレギュレーションにあわせて開発されたと思われるレーシングマシン。全体的なイメージは量産型のモンザに近いものの、ルーフやウインドウ類の一部を除いては全く別物です。

・・・ですが今回のモンザはコンペティション・マシン。ルマン出場車ですがベースはIMSA仕様と思われます。ルーフパネルやウインドウシールドなどを量産車と共有しており、外観こそ似ていますがそれ以外は全くの別物。ルマン参戦は残念ながらリタイヤに終わったようですが、IMSAにおけるシボレーモンザは、後にルマン24時間で3勝、デイトナ24時間で2勝する事になるアメリカ人レーサー、アル・ホルバートのドライブにより'76年、'77年と2年連続でチャンピオンシップを獲得しています。

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↑当時のIMSAはタバコのキャメルがメインスポンサー。ルマン仕様のこのマシンにもリアフェンダー後部にキャメルのロゴが見えます。

モデルは最近になってスパークから発売されたレジン完成品。そこらじゅうデカールやエッチングパーツだらけでどこを持ったら良いのやら。。。台座から外すのに気を使いました・・・。ですが、いや~コレ、かなりカッコ良いです。低くワイドなボディ、鮮やかなカラーリング、丸型に換装されたヘッドランプ・・・他のブランドのミニカーがどんどん高額になってゆく中、クオリティを維持しながら価格上昇を比較的抑えてくれているスパーク製品はとても有難いです。'76年のIMSAチャンピオン仕様など、他のバリエーションも予定されているようですが、このモンザを造ったのなら、是非とも同時代のマスタング・コブラⅡIMSA仕様も製品化して欲しいな~と思います。

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↑都内ミニカーショップさんのワゴンセールからサルベージしたジルメックスのモンザ。車高(地上高)が高いので市販のモンザをIMS風にモディファイしたようにも見えます。

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↑同じ題材・縮尺でもこれだけ違う物が出来上がります。どちらが良い・悪いではなく、その違いを楽しんであげたいです(笑)。

さて、このIMSA仕様のモンザですが、少し前に当方は別のモデルを入手していました。・・・それは以前ご紹介したマスタングⅡと同じジルメックス製の1台。都内の絶版ミニカーを扱うショップさんのワゴンセールからサルベージした物です。黒一色のカラーリングながら見紛う事なきIMSA仕様のシェイプです。恐らくスパーク以前では唯一の1/43モデルではないかと思われます。短期間に精密&ユル、2台をゲットしたシボレーモンザ。当方的にはノーマルの市販バージョンも並べてみたい所であります。

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酉年ファイアバード特集 補填; サクラ1/43 ~ '77 or 78 Pontiac Firebird Trans Am

長々お送りして来た酉年ファイアバード特集、今回の補填でひとまず終了です。

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お送りして来ました酉年ファイアバード特集、前回で終わりにして過去ご紹介済みで新たにご紹介するモデル被るものは割愛しようと思っていたのですが・・・今回再掲載するサクラの'77or'78トランザムは以前C3コルベットの”ついで”にご紹介しただけでした・・・。なので”Firebird”カテゴリでソートして一覧出来るよう、改めてご紹介しておこうと思います。尚、同じように過去ご紹介済みのウエスタンモデル製のホワイトメタル完成品はカテゴリでソートして一覧出来る状況なので新たにご紹介はしないでおこうと思います。

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↑日本ではイーグルマスクと称され人気のある'77~'78ファイアバード・トランザム。実車と同時期に日本製ミニカーで1/43化されていました。

・・・という事でサクラ製の'77 or'78ファイアバード・トランザム、同ブランドの”世界の名車シリーズ”No.2として発売された物です。人気のイーグルマスクのTバールーフ仕様で、実車のダイナミックなボディ意ラインをやや誇張しながら上手く捉えているように思います。ボディ、シャシーからホイールまでが金属製でずっしりと重く、エンジンフード、トランク、ドアの開閉機構を備える辺りは時代性を感じさせます。何より1/43スケールであることが嬉しく、当方の知る限りでは実車の現役に近い時期の1/43製品としては唯一の存在ではないかと思います。同時期にダイヤペットでも製品化されていますが、通常1/40の同ブランドでは珍しく、1/43よりも更に小さい大きさで製品化されています。恐らく同ブランドの規格サイズの箱に収めようとした結果ではないかと推測します。

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↑厚肉なボディキャストや開閉部のチリなど、ダイヤペットに似た面もある仕上がりですが、縮尺は1/43となっています。ウエストラインの抑揚などは実車のエモーショナルなラインを更に強調して表現しているように感じられます。当方が知る限りでは、他にブラックのボディカラーバリエーションがあります。

さて、サクラと言えば古くはサクラペットシリーズなどをはじめとして日本のミニカー界では老舗ともいえるブランドですが、70年代のスーパーカーブームの頃に1/43スケールで比較的しっかりとしたシリーズを展開していました。ミニカー史の中では歴史に埋もれてしまっている感がありますが、中には当方好みの車種も含まれているため個人的には興味を持っていました。ブログを相互リンクさせて頂いている方々の記事を拝見し、なんとなく全体像が見えて来たので、ネットで調べた分も含めてリスト化してみました。素人調査なので完璧ではないと思われますがご容赦下さい。また追加の情報や間違いの指摘等、頂けましたら幸いです。

●サクラ製1/43ミニカー(知っている限り)リスト
1.スーパーカーシリーズ
No.1 ランボルギーニ・ミウラ No.2 ランボルギーニ・イオタ
No.3 フェラーリ・365GTBB No.4 ランボルギーニ・カウンタック・LP400
No.5 ランボルギーニ・カウンタック・LP500S
No.6 マセラッティ・メラクSS
No.7 シボレー・スティングレー →当方の過去記事へのリンクはこちら
No.8 フェラーリ・ディノ・246GT
No.9 BMW・レーシング
No.10 ポルシェ928
No.11 マセラッティ・ボーラ
No.12 デ・トマソ・パンテーラ
No.13 ランチア・ストラトス


2.世界の名車シリーズ
No.1 メルセデスベンツ・450SLC 
No.2 ポンティアック・ファイアーバード
No.3 シボレー・コルベット
No.4 ポルシェ934
No.5 ポルシェ935
No.6 ロンドンバス?(詳細不明)
No.7 ロールスロイス(シルバーレイス)
No.不明 セリカXX(初代モデル)

 
3.ピカピカシリーズ 乾電池によるパトライト点滅ギミック付き(スケールは不統一・ナンバー体系不明)
日産セドリック430セダン パトロールカー、タクシーなど
日産セドリック430バン 救急車、消防司令車など
日産スカイライン ケンメリバン パトロールカー、消防司令車
日産スカイライン ジャパンセダン パトロールカー、救急車、消防司令車など
日産キャラバン 
ホンダライフ ミニパト(縮尺不明)
ホンダTN360 道路公団(縮尺不明)
スズキジムニー消防司令車(縮尺不明)
スズキジムニー救急車(縮尺不明)
トヨタランドクルーザー(40系) 道路公団(縮尺不明)
いすゞTX系ポンプ消防車(縮尺不明)
警察バス(路線バスタイプ・縮尺不明、メーカー・車型・・・当方勉強不足で分からず。。。)


4.サクラペット
上記1~3のラインナップ他から車種をチョイスして再編成、元ピカピカシリーズはパトライト点滅ギミックを廃止。
①都電(縮尺不明)
②2階バス(ネオプランと思われる/縮尺不明)
③中央バス(ネオプランと思われる/縮尺不明)
④セドリックバン赤 (430丸目)
⑤ランドクルーザー赤 (40系・縮尺不明)
⑥ランドクルーザー青 (40系・縮尺不明)
⑦ニッサンセドリック黄 (430セダン角目)
⑧ニッサンセドリック赤 (430セダン角目)
⑨セドリックバン白 (430丸目)
⑩ワーゲン (ビートル)
⑪ステングレー赤 (C3)
⑫ベンツ (450SLC)
⑬ジャガー (XJ)
⑭ロールスロイス (シルバーレイス)
⑮トランザム (イーグルマスク)
⑯ステングレーシルバー (C3)
⑰ポルシェ935
⑱カウンタック500
⑲カウンタック400


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・・・という事で年始からのんびりお送りして来た酉年ファイアバード特集はひとまず終了です。新しいネタが増えたら随時ご紹介してゆきたいと思います。

酉年ファイアバード特集; クーペもあります。 ~Motor Max '99 Pontiac Firebird

年始からマイペースで進めてきました”酉年ファイアバード特集”もそろそろネタが尽きて来ました・・・。先週は今回ご紹介するモデルが家庭内行方不明。。。ようやく発見しましたのでアップします。(そんなこんなで今月は2回サボりになってしまいました。。。)

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都合3回に渡りご紹介して来た第4世代ファイアバード。ここまでミニカーがコンバーチブルばかりだった事もあり、クーペのスタイリングに余り触れませんでしたが、第4世代のファイアバードクーペは緩やかに傾斜したフロントウインドウ、それに続く長いドアと太いリアピラー、サイドに大きく回りこんだリアウインドウといった方程式を第3世代から引き継ぐ事によって、Fボディ(ファイアバード・カマロ)らしさを上手く演出していたように思います。リトラクタブルヘッドライトの採用など、全般に兄弟車のカマロに対してより個性的なスタイリングで、特に後期のボディはマッチョでアクの強いものでした。

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↑ゆるく伸びやかに傾斜したフロントウインドウとサイドまで回り込んだ大きなリアウインドウで、全体に丸みを帯びたスタイリングながらFボディらしさを継承していたように思います。

繰り返しになってしまいますが、ポンティアックというブランド共々、ファイアバードという車種が過去の物になってしまったのは残念でなりません。多くのライバルがしのぎを削ってこそ市場は活気を帯びるというもの。オールズモビル、マーキュリー、ポンティアック・・・思えば近年になって消えたのはプリマスを除くと中級ブランドばかり・・・。合理化という意味もあるでしょうが、アメリカ車のマーケットも2極化が進んでしまったという事なのかも知れません。過去記事でも触れましたが今年のデトロイトショーでファイアバードが限定的に復活しました。願わくばこれが一時的な物でなくなれば良いのですが・・・現実的には難しいのでしょうね。

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↑これだけのビッグネームが過去の物になってしまったのは残念でなりません。モデルはエンジンフードのインテークやスポイラーからトランザムと思いますが、メーカーの車名・年式表記を尊重しました。

さて、モデルの方は前回・前々回とコンバーチブルのモデルをご紹介しましたが、今回ご紹介するのはモーターマックス製のクーペモデルです。このファイアバードを含む一群の1/43モデルは、同じ金型を使用してプルバックモーター内蔵のシリーズも展開されていた物で、ややトイ的な仕上がりとなっています。(日本国内でもトイザらスなどで見掛けた事があります。)当方の入手したのはテスター名義で組み立てキット形式になっているもので、海外オクで捕獲しました。当方が知る限り、1/43の第4世代ファイアバード・クーペモデルとしては唯一の存在ではないかと思われます。

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↑当方が入手したのはテスターブランド名義で簡単な組み立てキット形態になった物。同じ金型でプルバックモーターを装備したシリーズもあり、仕上がりはややトイライクなイメージ・・・ともあれ、1/43では貴重なクーペボディ+Tルーフでの製品化です。

1/43でアメリカ車の各世代モデルを揃えようと思うと、ファイアバードクラスのメジャー車種でもプルバックカーや廉価なモデルまで網を張っていないとバリエーションが思うように増えません。大変である反面、それゆえに面白いとも言えます。改めてファイアバードの1/43モデルを見てみると、実車の世界と同様、ミニカーもレジン製完成品等の高額モデルと廉価モデルに二極化している感があって複雑な気分になります。もう少し中間的なバランスの製品が増えてくれると嬉しいのですが・・・。

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酉年ファイアバード特集; 意外とレア!? ~maxi car '99 Pontiac Firebird Trans Am Conv.

また間が空きましたが、今回も粛々と酉年ファイアバード特集を続けたいと思います。

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・・・以前は毎週末の更新を旨としていた当ブログですが、最近はすっかりサボリ癖がついてしまい、月に3回ぐらいがデフォルトになっております。。。ま、義務感ばかりになってしまっては楽しくないし、続ける意味もなくなってしまうと思うので、マイペースでのんびり行きたいと思います。という事で酉年ファイアバード特集をもう少し。今回ご紹介するのも前回と同じ第4世代の'99年型コンバーチブルです。

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↑この世代のファイアバードの後期型はマッチョでアクの強いポンティアックらしいデザインだなと思います。2段重ねのエンジンフードインテークや4灯式のリトラクタブルヘッドランプのフロントマスクはもちろん、ハニカムパターンのテールランプレンズも個性的です。

前回も記しましたが、ファイアバードはこの第4世代の間、'94モデルイヤーに25周年、'99モデルイヤーに30周年を迎え、それぞれアニバーサリーモデルが販売されました。また、'99年にはデイトナ500マイルレースのオフィシャル・ペースカーにもなっていたようで、そちらのカラーリングを模した車両の画像も見受けられます。30周年とペースカーの限定車が別立てだったのか、或いはオプション違い等、限定車の一部がペースカーのカラーリングを纏っていたのかは良く分かりません。。。(汗)

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↑ミニカーのボディグラフィックパターンは30周年時のデイトナ500オフィシャル・ペースカーに似ていますが、実車はホワイトのボディに濃紺のストライプだったと思われます。

モデルは先回ご紹介したヤトミンと同じ'99年型のコンバーチブルです。中古品を箱なしで入手したので詳細不明でした。ボディカラーも同じようなブラウンメタリックなので、てっきりヤトミンの通常品をベースとしたバリエーションモデルなのかと思ったのですが・・・。良く見るとボディのプロポーションや車両姿勢が微妙に異なります。更に裏返してみると床板は全くの別物。なにやらメーカーロゴのようなものが描かれているのですが・・・もの凄~く小さくて全く読めません。。。今回取り上げるにあたりデジカメで撮影して拡大すると・・・maxi carと読めました!!ですが、ネット検索してもマキシカー製のファイアバードはヒットしません。ダイキャスト製なのでそれなりに数は造られていると思うのですが・・・意外とレアなモデルだったりして!?

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↑床板を比較すると違いが一目瞭然。上がマキシカー、下がヤトミン。全般的に造りこみはマキシカーの方が手が込んでいますが、フル加速しているような尻下がりの車両姿勢は如何なものか・・・。

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↑床板フロント部を拡大すると”maxi car”のロゴが・・・印刷されているのは龍でしょうか???

フロントバンパーのフォグランプとターンランプにクリアパーツが使われていたり、ホイールの奥にディスクブレーキが仕込まれていたりと、細かく見て行くとヤトミントは明らかに異なる点が散見されます。インテリアにも細かい彩色がなされ、フロントシートのヘッドレストには30の文字も(かろうじて)見えます。ボディのストライプパターンも含め、30周年記念/デイトナペースカー限定車のようですが、検索で出てくる実車画像はホワイトのボディに濃紺のストライプの物ばかり・・・このミニカーのようなブラウンメタリックは存在しないのではないかと思います。色々な面で謎の多いミニカーです。

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酉年ファイアバード特集; 第4世代 YatMing '99 Pontiac Firebird Trans Am Conv.

酉年ファイアバード特集、ようやく最終世代へと突入です。

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'93モデルイヤー、ファイアバードは第4世代へとバトンタッチしました。直線的でシャープなデザインだった3世代目に対し、4代目は曲線を多用したエアロダイナミックボディとなりました。先代譲りのリトラクタブルヘッドライトを採用し、'93~'97が2灯、'98~'02が4灯ヘッドランプを装備、ガラスハッチを持つクーペと、先代の後半で復活したコンバーチブルの2種のボディバリエーションがありました。グレードはV6搭載のベースモデル、V8搭載のフォーミュラ、トランザム3グレードが基本となっていました。

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↑先代の直線的でシャープなデザインから、曲線的なエアロダイナミックボディへと生まれ変わった第4世代。先代の晩年に復活したコンバーチブルも引き継がれました。

ファイアバードはこの世代で'94年型の25周年、99年型の30周年という大きな節目を迎え、それぞれ限定仕様車も発売されました。・・・しかしこの時期のアメリカ市場ではピックアップトラックと、それをベースとしたSUVが大ブームとなっており、スペシャリティーカー/スポーツカーは保険価格の高騰もあって販売が低迷。長い歴史を誇るファイアバードは兄弟車のカマロ共々生産を終了してしまいました。その後'05年型マスタングが初代モデルを強く意識したデザインで好評を博すと、'09年にカマロは復活しましたがファイアバードは復活せず・・・。翌'10年にはポンティアックというブランドそのものが廃止されてしまったのでした。

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↑初期は割りとスムースな曲線ボディでしたが、後期方はかなりマッチョなデザイン。特にV8のフォーミュラ/トランザムはエンジンフードのインテークが2段重ねになっていました。

モデルはヤトミン製、'99年型ファイアバード・トランザムのコンバーチブル仕様です。安価なモデルでタイヤ&ホイールの表現などには限界も感じられますが、ブラウンメタリックのボディや6角形のテールレンズパターンの再現などは頑張っていますし、こうした廉価なコンバーチブルのミニカーでは鬼門であるフロント・ウンドシールドもソツなくまとまっているように思います。ウインドウにレリーフ状に刻印された古風なルームミラーの表現には、思わず頬が緩んでしまいますが・・・(笑)。

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ヤトミンは後期型の'99コンバーチブルを製品化。1/43では何故か後期方ばかりがモデル化され、当方の知り得る限りでは前期タイプは存在しないのではないかと思います。

この世代のファイアバードは1/43でのモデル化にはあまり恵まれておらず、日本で比較的入手しやすいものとしては、今回ご紹介したヤトミン製がほぼ唯一の存在ではないかと思います。出来ればコンバーチブルだけでなくクーペも揃えたい所ですが、それは別ブランドのややトイ的な製品を海外調達して補完する事が出来ました。更にもう一台、正体不明のコンバーチブルも居るのですが、次回以降、続けてご紹介したいと思います。

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酉年ファイアバード特集; 第3世代GTA登場 NEO '88 Pontiac Firebird Trans Am GTA

諸般の事情により間が空きますが、夏休みも終わりましたし酉年ファイアバード特集を粛々と進めたいと思います。

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以前、C4コルベットの時にも述べた事ですが、70年代のオイルショックと排ガス対応で低迷したアメリカ車の性能・品質・(急激な小型化に対応し切れなかった)デザインなどは80年代に入ると立ち直りの兆しを見せ始めていたように思います。'81年に誕生した第3世代ファイアバード/カマロも、デビュー当初はV8-5リッターエンジンにして165hpだったものが、'85では205hp、そして今回ご紹介する'88年型の時点では5.7リッター+フューエルインジェクションで225hpまで回復していました。今日的な目で見れば大した事はないように見えますが、当時はかなり頑張った数値だったように思います。

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↑モデルライフを通じてデザイン変更の比較的少なかった3代目ファイアバード。'86年型以降はテールランプが変更になりリア周りのイメージが変わっています。

この世代のファイアバードに、最高性能バージョンとしてGTAが誕生したのは'87モデルイヤーでした。コルベット譲りの5.7リッターエンジンをフューエルインジェクションで武装し、前述の通り225hp、最終的には235hpを絞り出していました。その後'91モデルイヤーで比較的大きなフェイスリフトがあり、やや丸みを帯びたスタイリングとなりました。この時に初代以来のコンバーチブルが復活しましたが、'92モデルイヤーで生産終了となり、'93年型の第4世代へとバトンタッチしました。カマロ共々、商業的には成功した世代だったと言えるのではないかと思います。

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↑もちろん仕上がりが悪い訳ではありませんが、クロームパーツの少ない車種の製品化だと、このブランドの持ち味が発揮しきれていないような印象を受けます。メッシュホイールあたりが見せ所でしょうか。

モデルはNEOの'88年型、Trans-AmのGTA仕様です。ボディのプロポーションは実車の低く幅の広い”薄べったい”イメージを更に強調した感じでしょうか。ブラックのボディカラーはやはりこの世代のトランザムにも良く似合います。'50~'70年代年代のクロームパーツてんこ盛りの車を手掛けると、エッチングパーツを多用して非常に見応えのあるモデルを作る同ブランドですが、それ以降のディテールがシンプルなクルマでは、正直持ち味を生かしきれていないような印象もあります。 ・・・とは言え、レジン製の特性を活かしてマニアックな年式や仕様を製品化してくれる有難い存在です。

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↑第3世代ファイアバードの年式違い。今回ご紹介したNEOの'88がボディが最も低く、謎のプルバックカー'85が最も高くて、マテル最初期型'82はその中間。さて、最もプロポーションが良いのは果たして!?・・・残念ながら'91~'92タイプの1/43モデルは存在していないのではないかと思われます。

このモデルを見る限りでは、実車のレーザースキャンを行ってそれを基に3Dデータ化するといった作業は行われていないように見えます。実車のレーザースキャンを基にした製品はプロポーションの破綻もなく、端的に言って実車に”とても良く似ている”のですが、凄いなと思う反面、それ以上の感動を与えてくれない製品も少なくないようにも思います。逆に実車のイメージを上手く捉え、それをやや強調気味にディフォルメした製品がツボにはまると、得も言われぬ魅力を放ったりするケースもあります。何を以って良しとするかに個人差もありますし、スケールモデルの良否判断は難しいですが・・・そこがまた面白いとも言えるのではないでしょうか。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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