1/43cu.in.

1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

酉年ファイアバード特集; 第2世代登場 ~ NEO '73 Pontiac Firebird Trans Am

酉年ファイアバード特集、いよいよ2世代目の登場です・・・既出のモデルですが。。。

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1970年、カマロ/ファイアバードは通常の年次変更から数ヶ月遅れで第2世代へ切り替わりました。初代ではノッチバックのHTクーペとコンバーチブルだったボディはファストバックのクーペボディへと1本化され、同時にやや大型化されました。そのスタイリングは低く長い伸びやかなプロポーションで力感に溢れ、新たな年代の始まりを飾るにふさわしい新鮮さの感じられるものでした。初代モデルの登場から僅か3年で世代交代した訳ですが、この第2世代は'70年から'81年までの長きに渡るモデルライフを誇りました。

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↑一応写真は撮影し直したのですが・・・何だか前回と同じような角度で撮ってます。。。

前年にパッケージオプションとして登場したトランザムは、スタンダードなファイアバード、上級のエスプリ、スポーティーなフォーミュラの上に位置する最強バージョンとして君臨する事となりました。他のグレードに対しよりハイパワーな455cu.in. V8エンジンを搭載し、外観もボディと一体感のある樹脂製の前後スポイラーや派手なストライプで一目でトランザムと分かる識別化が成されていました。尚、トランザムと聞いてイメージするのは象徴的な火の鳥のグラフィックですが、画像検索した限りでは大きな鳥がエンジンフードに羽ばたくのは'73モデルイヤーからのようです(間違っていたらゴメンなさい・・・。)

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↑元々華やかなファイアバードのボディに樹脂製の一体型スポイラーや派手なグラフィックを装ったトランザムは一際目立つ存在です。ただ単に派手なだけではなく、先進的で完成度の高いデザインだと思います。

モデルは今年初めの記事でもご紹介したNEOのレジン製完成品です。その際も記しましたが、NEOには珍しい登場初年度・最上級グレードというド定番な車種選択が嬉しい1台。プロポーション・仕上がり共に良好で、実車のカッコ良さを良く捉えた好モデルです。2本出しのマフラーが良い感じに再現されていますが、同ブランドは床下の再現には力を入れていない物が多いように思います。また、近年のレジン製完成品に共通する外から貼り付けたウインドウ類の脆弱さ、不安定さがタマにキズなのが惜しい所です。

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↑こちらの画像は今年最初の記事からの使い回し(汗)。NEOのモデルはプロポーション、仕上がり共に素晴らしいですが、窓ガラスのフィッティングの悪さと脆弱さが惜しいです。。。

ファイアバードは翌'74モデルイヤーからスラントノーズにフェイスリフト。翌'75モデルイヤーにはリアウインドウがサイドに回りこんだタイプへと変更されています。(この辺りの年式は1/43ではモデル化に恵まれていません。)その後'77年には映画トランザム7000でもお馴染みの角4灯フェイス、日本ではイーグルフェイスと呼ばれるスタイルへと変化、'79年には4つのランプが独立したマスクへと再びフェイスリフトされ'81モデルイヤーまで生産・販売が続けられました。

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酉年ファイアバード特集; フェイスリフト&トランザム誕生!! ~Yatming '69 Pontiac Firebird Trans-Am

酉年ファイアバード特集、今回は1stジェネレーションの後期タイプをご紹介します。

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'69モデルイヤーに入ると、ファイアバードはカマロと共に比較的大きなフェイスリフトを行いました。初期モデルでクロームのバンパーがラジエターグリルをぐるりと取り巻いていたフロントマスクは、樹脂製の一体型風の物になりました。外観的には'70年型のポンティアックGTOに似ていますが、ファイアバードのバンパーはGTOのような衝撃吸収機能(低速度での衝撃に対する復元力)は有していなかった模様です。インテリアではインパネのメータークラスター部がセンタークラスターと一体化した豪華な形状に変更されています。その他前後のフェンダーにはホイールーアーチから後方に流れるプレスラインが加えられる等、パネル部分にも手の入った大掛かりな内容でした。

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↑'69年のフェイスリフトは、フロント廻りのイメージチェンジに始まり、フェンダーなど外板パネルやインパネの変更など規模の大きな物でした。フロントマスクは'70年型のGTOと近いイメージでまとめられているように思います。

そしてこの年のトピックは、なんといっても”トランザム”の誕生でしょう。それはまだスポーツグレードではなくパッケージオプションではありましたが、専用のエンジンフード、フロントフェンダーのエアアウトレット(ダミー?)、ウイングタイプのリアスポイラー、そして多くの場合ボディ上面に流れる2本のストライプが奢られ、ベーシックモデルとは異なるスポーティで攻撃的なアピアランスを有していました。以降、日本ではムスタング=マッハ1、ミニ=クーパーと同じくらいファイアバード=トランザムといったイメージが定着していったように思います。このネーミングは当時白熱していたポニーカーによるレース、Trans-Am(トランス・アメリカン)シリーズから来ていますが、ポンティアックがこのネーミングを無許可で使用したため、一時は訴訟沙汰にまでなったのだとか・・・。

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↑ヤトミンのモデルは1/43スケールではかなり安価な価格設定ですが、限られたコストの中では頑張っているように思います。メッキをもう少し落ち着いた質感にして、タイヤ&ホイールなどをグレードアップすればぐっと仕上がりが良くなりそうな感じがします。

ミニカーはヤトミンの安価なモデルで、全体的な仕上がりは価格なりといった感は拭えないものの、プロポーションは割と良い感じに実車のイメージを捉えているように思います。ホワイトのボディに2本の青いストライプという定番のボディカラーもストライプを印刷でシャープに再現、サッシュやテールランプなど細部も頑張って色差しされています。インテリアはストライプとのコーディネートでブルー系で成型されています。一体成型ながら床板のサスペンションや駆動系もそれらしく再現されているのが床板フェチには嬉しい所(笑)。・・・改めて眺めてみると、価格の割には結構頑張っているんじゃないかなとちょっと見直しました。カラーバリエーションは他にブラックのストライプなし、ラッキー・ダイキャスト名義で販売された最近の物はマットブラックの単色となっています。

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↑アーテル製'68モデルとの比較。フロントマスクやフェンダーのプレス形状の違いがお分かり頂けると思います。

同じ'69ファイアバードのトランザム仕様はロードチャンプスも製品化していて、当ブログでも過去にご紹介済みです。こちらはHTとコンバーチブルが造り分けられるようルーフがプラ製の別パーツとなっている(その割にはコンバーチブル仕様の製品は見た事がない気がしますが・・・)ため、ボディそのもののプロポーションはヤトミン製に分があるように思います。当方はこの個体は中古で入手したのですが、エンジンフードやフェンダーのインテーク部は前オーナーの手で色差しが施されているようです。ワイパーやルームミラーがフロントガラスに一体成型されているのが昔のミニカーぽい風情な点を改め、シャープなホイールとホワイトレターやレッドラインの印刷されたタイヤを装着すればぐっと雰囲気が良くなりそうなポテンシャルは感じます。安価なモデルなので中古品を見つけて加工してみるのも面白いかも知れません。

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酉年ファイアバード特集; お気に入りブランド ~Gamdakoor Sabra '68 Pontiac Firebird.

引続き1stジェネレーションのファイアバードをご紹介します。

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↑今回の記事作成にあたって、過去にご紹介済みのシルバー&マットブラック2トーンの個体も最撮影しました。

酉年ファイアバード特集、普段はあまりスペックの話はしないのですが、ネタも尽きてきたので少しハードウエア面にも触れておきましょうか・・・。シボレーカマロと共通のFボディプラットフォームはサブフレームを持つセミモノコック構造。コンポーネンツの多くをコンパクトカーのシェビーⅡ/ノバと共用している点は先行したマスタングと同じ戦略に基づいていると言えるでしょう。サスペンションはフロントがダブルウイシュボーン・コイル、リアがリーフリジットという、この時代のアメリカ車としては一般的な形式で駆動方式はもちろんFR。搭載エンジンは'67が230cu.in.直列6気筒、2バレルと4バレルキャブの2種のチューンの326cu.in. V8、及び400cu.in.のV8 '68が250cu.in.の直列6気筒と、2&4バレル350cu.in. V8、400cu.in.のV8といった陣容でした。

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↑ガムダクールのミニカーは、エンジンフードのバルジ部分に400の文字が刻印されています。最も大きな400cu.in.エンジン搭載モデルという事かと思います。

搭載エンジンの排気量や出力は兄弟車のカマロと完全に同一ではなく、シボレーオリジナル、ポンティアックオリジナルの部分がありました。今日的な目で見れば非効率とも感じられますが、顧客の視点からすればスタイル以外中身は同じというよりも、ブランド毎のオリジナル部分が多い方が嬉しいと言った面もあり、フルサイズカーなどでは1車種のバリエーション展開が日本や欧州のメーカー1社分にすら相当し、自国内で大量のクルマが売れた佳き時代ならではの事象だったと言えるかも知れません。まさかその後、ポンティアックというディビジョン自体が消滅してしまうとは・・・果たしてこの時期に誰が想像し得たでしょうか・・・。

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こちらは淡いグリーンメタリックとマットブラックの2トーン。カッコ良い塗り分けですが、前回のコーギー同様、実車の量産仕様には存在しないカラーリングです。

今回のモデルは我が愛しのガムダクール・サブラの製品です。このブランドのミニカーをご紹介する都度記している事なのですが、60年代後半のアメリカ車を実車と同時代に1/43近辺で、これだけまとまって製品化したメーカーは他に類を見ません。元々は米国のクラグスタン社がイスラエルのガムダ社にデトロイトシニアシリーズとして発注した事に端を発するのですが、そのラインナップはどことなく同時期のAMTやジョーハンなどの1/25プラキットを参考にしたような感があります。パーツ構成はシンプル極まりないながらプロポーションの優れたモデルが多く、しかも初代チャージャーやバラクーダ、'66リビエラなど他ブランドで製品化されていない車種も多々あります。そうした辺りが当方がこのブランドを愛して止まない所以でもあります。

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↑こちらはゴールド&シルバーの2トーン、他のカラバリと同じ塗り分けですが、吹きこぼれが多く塗面も荒く、オリジナルコンディションなのか前オーナーのカスタムなのか判然としない個体です。

さて、そんなガムダクール・サブラのファイアバード、当ブログでは2009年の11月にシルバーとブラックの2トーンのモデルをご紹介しています。今回はその後入手した別カラーのバリエーションを中心にご紹介したいと思います。縮尺にバラツキのある同ブランドのモデルにあって、このファイアバードは概ね1/43と言って良いサイズ。全長は僅かに長めにディフォルメされているようですが、長く低く幅広いこの時代のアメリカ車らしさが上手く表現されているように思います。サイドに回りこんでいるように表現されたウインカーレンズ、リアフェンダーのポンティアックエンブレムなどは、三角窓がない事と合わせて'68年型の特徴を正確に再現しています。これらボディ各部のエンブレムなどは立体的にモールドされており、前回のコーギーなどと比べても見劣りしないのではないかと思います。縮尺が統一されていなかった事、シャシーがプラスチックで軽い事などがなければ後の評価ももう少し違う物になっていたのではないかな~と思います。

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↑当方手持ちのガムダクール・サブラ製ポンティアック・ファイアバードのカラーバリエーション。まだまだバリエーションがあってその全ては集められないでしょうが、今でも少しずつ数を増やしています。

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酉年ファイアバード特集; 1/43近辺ではレアなコンバーチブル ~'68 Pontiac Firebird Conv.

久々の更新になってしまいました・・・。

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のっけから言い訳なのですが(汗)、ここの所プライベートでちょっと忙しい案件があり、自身のブログ更新はおろかお友達の皆さんのブログ訪問すらままならない日々が続いていました。そちらはどうにか方が付いて、今週末は久しぶりにのんびり過ごしています。気が付けばもう3月も半ば・・・今年が終わらない内にファイアバード特集を終わらせないと・・・(笑)。と、言う事で気を取り直してファイアバード特集第2回、今回は1/43スケール近辺ではレアなコンバーチブルのモデルをご紹介したいと思います。

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↑第2世代ではなくなってしまったコンバーチブルが初代モデルにはラインナップされていました。'67にはドアに三角窓があり、'68では廃止されています。

マスタングを追撃すべくマーケットに送り込まれたGMの刺客、カマロ&ファイアバード。初代モデルは流麗なノッチバッククーペとコンバーチブルの2タイプのボディを有していました。兄弟車のカマロがシンプルでスタイリッシュなスタイリングだったのに対し、ファイアバードはポンティアックのアイデンティティであるセンターで分割されたラジエターグリル、それを取り囲むサラウンドタイプのバンパーなど、よりマッチョでアクの強いデザインとなっていたように思います。先回ご紹介した初年度版たる'67年型と'68年型は一見して外観に大きな変化は無いのですが、分かりやすい識別点としては'67に設定されていたドアの三角窓が'68年型では廃止されている事が挙げられます。これはクーペのみならずコンバーチブルも同様でした。

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↑中央で分割されたラジエターグリル、それを取り囲むサラウンドタイプのフロントバンパーなど、兄弟車のカマロよりもポンティアックらしい個性が強調されたスタイリングでした。

さて、ミニカーは往年のコーギー製で、兄弟車のカマロと共にコンバーチブルボディで製品化されていました。この時期のコーギー製アメリカ車モデルの常で、残念ながら1/43よりやや小ぶりなサイズとなっています。同時期のディンキーはアメリカ車も1/43で製品化しており、キャデラック・エルドラードやリンカーンコンチネンタルなどが堂々たる大きさを誇っていたのに対し、コーギーのアメリカ車群はその小ささで見栄え的にだいぶ損をしているように思います。当方もこの時期のコーギー製アメリカ車にはなかなか食指が動かず、2代目コルベット・スティングレーやカマロ、オールズモビル・トロナードは未入手。大好きなマスタングも箱なしのニアミント品1台のみという状況で、他のブランドと被る車種は余り積極的に入手していません。

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↑コーギーは同時期にファイアバードとカマロの両方を製品化。カマロにはコンシールドヘッドランプ開閉機構が組み込まれていましたが、ファイアバードはドアの開閉とシートバックの可倒のみでした。

今回ご紹介するファイアバードのモデルも、昨年末のワンダーランドマーケットでようやく入手した物。ボディに目立つ傷もないし安価だったので連れ帰ったのですが、戻ってから良く見たら左のドアトリムが欠品でした。。。それほど複雑な形でもないので、その内プラ板で自作してあげようかと思います。実車とは異なる塗り分けですが、シルバーとブラックの2トーンでなかなかカッコ良いですし、ジュエルヘッドライトが4つ奢られた彫りの深いラジエターグリルも雰囲気があります。・・・これで縮尺が正しく1/43だったらな~と思わせるものがあります。同世代のカマロに比べると製品化が少なく、特にコンバーチブルはモデル化に恵まれていないだけに、なおさらその感が強い1台でありました・・・。

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酉年ファイアバード特集; ファーストイヤー ~'67 Pontiac Firebird

・・・それではデビューイヤーの'67年型から酉年(とりどし)ファイアバード特集スタートです。

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ベーシックな実用車であるファルコンから多くのコンポーネンツを流用してコストを下げながら、スタイリッシュな完全オリジナルのクーペボディを纏ったフォード・マスタング。豊富なオプションを用意したフルチョイスシステムなど綿密な販売戦略もあり、デビューと同時に爆発的なヒット作となって年間55万台という驚異的な販売台数を記録しました。フォードのこの成功を見たGMは急遽対抗車種を開発、シボレー・カマロ/ポンティアック・ファイアバードとして'67モデルイヤーのデビューに漕ぎ付けました。ポンティアック版のファイアバードはカマロからやや遅れてデビュー、両車共にノッチバックのクーペとコンバーチブルの2種類のボディタイプが用意されました。

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↑眼光鋭い初代ファイアバード、クロームのバンパーがぐるりとラジエターグリルを取り囲んでいるのが特徴的です。

シンプル・モダーン・クリーンな兄弟車のカマロに比べると、ポンティアック版たるファイアバードはより個性的でマッチョなスタイリングでまとめられているように思います。この傾向はその後の世代のモデルたちにも感じられます。特徴的な2分割のマスクはこの時期のポンティアックのアイデンティティでもありました。搭載エンジンはベーシックな230cu.in.直6から326と400cu.in.のV8までが用意されていました。先行するマスタングがファストバッククーペとノッチバックのHT(ハードトップ)、コンバーチブルの3タイプのボディを有していたのに対し、カマロ/ファイアバード連合は初代が前述の2種、2世代目ではファストバックのクーペボディのみと、少ないバリエーションで勝負していたのが興味深い所です。

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↑ボディのバリエーションは2ドアノッチバッククーペとコンバーチブル。初代はファストバックルーフではありませんでした。

さて、今回ご紹介するのはかつて日本の本屋さんでも販売されていたデルプラドのミニカー付き冊子シリーズの1台です。過去にオールズモビル・トロナードのモデルをご紹介した時にも記したのですが、同シリーズのミニカーはデルプラドオリジナルの物と、ユニバーサルホビーやアンソンといったブランドからOEM供給を受けた物が混在していました。このファイアバードはどういう経緯分かりませんがErtlから供給された物。オリジナルはアーテルのコレクティブルシリーズとして販売され、単品販売の他、同じ'67年式のカマロ・コンバーチブル、シェルビーGT350と3台セットになった物がありました。当方は3台セットを入手しており、過去記事でご紹介しています。

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↑デルプラドでは珍しいErtl(アーテル)からOEM供給された1stファイアバード。アーテルオリジナル版から手抜かれた感じはなく、お買い得感の高いモデルです(笑)。

ボディのプロポーションはロングノーズ&ショートデッキがやや強調され過ぎている感もありますが、メッキのモールが一体成型&印刷されたガラス類やクリアパーツのヘッドランプなど程々の作り込みがなされており、バーガンディー(?)のボディからーもポンティアックらしくて良い雰囲気です。何よりサスペンションや排気系など数多くの別パーツで再現された床下周りがプラキットで鳴らしたアーテルらしい見せ場となっていて、デルプラドの一連のモデルの中では異例の作り込みのなされたお買い得な1台となっています(笑)。レジン完成品を含めても、最初期のファイアバードは近年の1/43製品化には恵まれておらず、仕上がりを含めて貴重な1台と言えるのではないかと思います。

酉年だから・・・ファイアバード特集

本当は新年早々からこの特集を始めたかったのです・・・。

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2017年が明けてはやくも1ヶ月以上が過ぎようとしています。もたもたしていると今年が終わってしまう(笑)。・・・と、言う事で久々の車種別特集、酉年(とりどし)に因んでポンティアック・ファイアバード編をお送りしたいと思います。フォード・マスタングの商業的大成功によって開拓されたポニーカー・マーケットに、GMが送り込んだのがシボレー・カマロとポンティアック・ファイアバードのFボディシリーズでした。マスタング、カマロ、チャレンジャー、クーダ、ジャベリン・・・。錚々たるライバルと共にポニーカーの黄金時代を築いたファイアバードでしたが、SUVの大ブームと反比例するように販売が低迷、カマロと共にその生涯を閉じました。その後2005年型マスタングのヒットによって再び巻き起こったポニーカーブームの折もファイアバードは復活せず、あろうことかGM破綻の余波で2010年にはポンティアックというブランドそのものが消滅してしまいました・・・。次回より、'67年の誕生から'02年の終焉までの4世代を一挙にご紹介したいと思います。

(実車のヒストリーをご紹介するため、一部過去にご紹介済みのミニカーを再掲載する予定です。)

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愛しのトイカー達 ; 商品名「つぎとまります!」~トイコー IRリモコン ワンマンバス いすゞ エルガ ノンステップバス

今回はアメリカ車、1/43スケールから離れて、バスのトイカーをご紹介したいと思います。

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皆さんは子供の頃、バスに乗ると無性に降車ボタンを押したくなったりしませんでしたか?・・・当方は無性に押したくなる子供でした(笑)。他には鉄道駅のきっぷ販売機のボタンとか・・・。思うに自分の行動に対して何らかのリアクションがある、それも大好きな乗り物関係で・・・というのが嬉しかったんじゃないかなと思います。そんな子供時代の経験を持つ乗り物大好きオジサンが、近所のスーパーに買い物に出掛けた折、ハートを鷲掴みにされるようなトイカーに出会ってしまいました(笑)。そのモデルは大型スーパーマーケットのおもちゃ売り場のバーゲンコーナーに、いかにも売れ残りといった風情で1セットだけがポツンと置かれ、お値段1,800円+α也-。価格的にちょっと迷いましたが、気が付いたら買い物カゴの中に入っていました。

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↑パッケージや車体のどこにも表記はありませんが、縦型4灯ライトが特徴的な先代いすゞエルガのノンステップ仕様がプロトタイプ。ボディはこの手のトイカーにありがちなデフォルメもなく、スケールモデルと言って良い完成度です。

それは株式会社トイコー”「つぎとまります」 IRリモコンワンマンバス”なる商品で、家に帰って調べてみると、メーカーの希望小売価格は何と3,980円!購入した個体は箱がややくたびれた様子だったとは言え、定価からすると半値以下のバーゲンプライスだった事になります。当方が入手した架空のカラーリングの他、京急バスと阪急バス仕様のバリエーションがあるようです。全長29センチ弱と、そこそこの大きさの路線バス1台にコントローラー、停留所x2個が付属しています。バスのモデルはどこにもメーカー名や車種名がありませんが、1世代前のいすゞエルガ・ノンステップバスで、この手のトイカーにありがちなボディのデフォルメもなく、スケールモデルと言って良いプロポーション&ディテールに仕上がっています。ホイールベースから推測すると1/38~1/40といった所でしょうか。1/43よりちょっと大きいのが当方的にはやや残念な所・・・。

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↑何より乗り物大好き少年&オジサンのハートをがっちり掴んで離さないのがこの降車ボタン型コントローラー。長さ10cm程に拡大されていますが、その色使いやフォルム、ぼんやり光る「とまります」の文字がとってもリアル♪ 左側のスタートボタン(押すと裏面のスピーカーから走行音、右側のホーンボタン(クラクションがファン・ファンと2回鳴る)に比べて、オレンジの停車ボタン(押すとピンポ~ン♪つぎとまりますのアナウンス)の大きさがこの商品のコンセプトを如実に物語ります(笑)。

商品名がラジコンでなくIRリモコンなのは、前輪がステアせず基本的に直線上でのゴー&ストップしか出来ないから?・・・トイカーとして面白くないと思われるかもしれませんがさにあらず。出来の良いバスのモデルもさる事ながら、この製品の最大の魅力はコントローラーなのです。冒頭の当方の少年時代に共感された方ならお分かり頂けるかと思うのですが、なんとコントローラーが大きな降車ボタンのカタチをしているのです!コントローラーの左側のスタートボタンを押すとエンジン音と共にバスがスタート、右側のボタンで随時クラクションを鳴らすことが出来ます。そして、降車ボタンを押すと・・・ピンポ~ン♪ 「次停まります」の音声の後におもむろにバスが停車します。メーカーさんの製品紹介ページのコピーの通り、まさに「降車ボタンをひとりじめ」であります。アクション的にはこの降車ボタンを押してからしばし惰行するのが絶妙なのです。

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↑車両側のスイッチをONにするとヘッドライトが点灯、降車ボタンを押すとブレーキランプが点灯するという芸の細かさをも見せてくれます。

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↑手動ですがルーフのクーラー脇のレバーを引くと扉が開閉します。前扉はグライドドア、中扉は引き戸とリアル。付属するバス停も良い雰囲気で楽しいですが、この架空カラーと、京急バス、阪急バス仕様でそれぞれ形が異なります。う~んマニアック。

前述の通りバス停が2つ付属しているので、適当な距離を置いて2つのバス停を置き、1つ目のバス停を発車、クラクションを鳴らしたりしつつ、タイミングを見計らって降車ボタンを押し、上手く2つ目のバス停に止めるなんていうのがデフォな遊び方なのかも知れません。バス本体はスイッチオンでヘッドランプが点灯、降車ボタンを押すと停車時にブレーキランプが点灯します。車体の屋根のレバーをスライドすると前扉・中扉が同時開閉するのですが、中扉は引き戸、前扉は折り戸ではなグライドドアと中々マニアックであります。また床板のレバーで電動走行とコロ走行を切り替える機能付き!・・・なかなかにバスマニア乗り物好きな男の子の心理を分かった商品企画と思います。1/43でグレイハウンドバスなんか作ってくれたら最高ですが・・・あちらのバスには降車ボタンなんて付いていないかも知れませんね・・・。

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↑それにつけてもスケールが1/43じゃないのが惜しい!(個人的感想です/笑)

NACORAL CHIQUI CARS もう1台のアメリカ車 '64 FORD GT

当方が入手したナコラル・チキカーズのもう1台のアメリカ車をご紹介します。

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先回、ナコラル・チキカーズのマスタングを再度ご紹介した際に、同シリーズにはもう1台アメリカ車がラインナップされている記したのですが、そのもう1台とは・・・同じフォードのレーシングカー、フォードGTであります。フォードGT(GT40)はルマン24時間レース等で大暴れした事もあり、リアルタイムに近い60年代にも1/43ミニカーで多くのブランドが製品化しています。思いつくだけでもディンキー(FORD GTとFORD 40RVの2種類)、ソリド、メーべ、ピレン(メーべ金型)、ガムダクールなどなど・・・これらに伍してスペインのナコラルもプラ製1/43モデル”CHIQUI CARS”シリーズでフォードGTを発売していたのでした。

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↑このモデルは旧いプラ製品の悲しさで、ホイールに盛大な溶けが発生していました。そのままにしておくべきか悩みましたが、見栄えの良い物でもないので、えいままよとばかり解けてはみ出た部分をカッターナイフで切除しました。ベターなコンディションにはなりましたがもちろん完璧ではありません。同じような事を試される方は自己責任でお願い致します。

ナコラル・チキカーズ(?発音よく分からず)でモデル化されたのは、ルマンで優勝したマークⅡ、マークⅣ、晩年のマークⅠ等ではなくかなり初期のタイプのようです。'64年ルマンに初出場した姿とはフロントカウルの形状が大きく異なり、どちらかというとフロントカウルの形状は最初期のプロトタイプに近く、一方リアカウルはダックテール状のスポイラーが付加された姿となっています。カラーリングも何処かのレースに出場した仕様の再現という事ではなく、雰囲気重視のオリジナルデザインのようです。ストライプの色違い(青)や赤いボディのバリエーションも存在するようです。

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↑初期タイプのフロントカウル+ダックテールのリアカウルという姿はソリド製のモデルと同様でプロポーション等もどことなく似ています。ですが、別パーツのヘッドランプや開閉する運転席ドアはナコラルオリジナルの特徴です。

実はこの最初期風のフロントカウル+ダックテールのリアカウルという組み合わせはソリドの製品と同じ構成であり、ナコラルのモデルのプロポーションはどことなくソリドに似ていなくもない?感じもするのですが、ソリド製モデルがヘッドランプをデカールで表現するという大胆な手法を採っているのに対し、ナコラルはメッキした別パーツが嵌め込まれています。また、リアカウルが開閉してミッドに積まれたエンジンを拝めるのはソリド/ナコラル共通ですが、更にナコラルは何故かドライバー側だけドアが開くという芸当が追加されています。・・・ドア開閉はウエストラインから下だけで、ルーフに切れ込んだ独特の部位はボディ側に残ったままなのはご愛嬌ですが(笑)。

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↑入手した時点ではホイールに重症の溶けが発生し、左フロントは箱の内側に張り付いてしまっていました・・・。

このナコラルのフォードGT、前回のマスタングと同様に海外ネットオクで入手したのですが、ラインアップをイラストで紹介するミニカタログが同封された箱付きではありましたが、このシリーズの欠点であるホイールの溶けが盛大に発生していました。左前輪に至っては、溶けたホイールが紙箱の内側に張り付いてしまっているという有様。更に溶けたホイールはシャシーの内側にも張り付き、板バネによるサスペンション機構が死んでいました。マスタング同様に一度分解し、張り付いたタイヤとシャシーの間に細いマイナスドライバーをねじ込んで引き剥がし、イチかバチかホイールの解けた部分をカッターナイフで切除しました。・・・まあ溶けてはみ出した状態よりはまともなみばえになったかと・・・。この方法は必ずしも上手く行くとは限らないのでオススメはしません。試そうという方は自己責任にてお願い致します。旧いミニカーをオリジナルコンディションで維持するか、レストアをするか・・・悩ましい所であります・・・。

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↑ナコラル・チキカーズシリーズの2台のフォードの揃い踏み。なかなか良い眺めです。マスタングはややベージュがかった白、フォードGTはややグレーがかった白のボディです。

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↑マスタングとフォードGTで箱の大きさが異なります。車種に合わせて箱のサイズを調整していたのでしょうか?

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↑フォードGTの箱にはミニカタログが同梱されていました。表と裏を別々にスキャンして1枚の画像にしました。実際は縦長の紙に1列にラインナップのイラストが並びます。フィット系の車種がセアトになっている辺りにお国柄が感じられます。

ユニコーン捕獲への道 ~ Nacoral Chiqui Cars Ford Mustang 再び

いつまでもお正月気分ではいられないので、新しい記事をアップしておきましょう・・・。過去記事と共通の画像が多いのはご容赦下さいませ。。。

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昨年末にご紹介した当方のユニコーン(熱望していながら中々手に入らないミニカー)、ナコラル・チキカーズシリーズのフォードマスタング。海外のネットオクで入手したとお伝えしましたが、その道のりは平坦なものではなく、赤の個体、白の個体それぞれに異なる苦労がありました。長年想い続けようやく入手出来たモデル。苦労しただけにその喜びもひとしおでした。既にご紹介済みの2台ですが、今日はそのあたりを記してみたいと思います。

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↑赤い個体は旧い樹脂製モデルとしては上々のコンディション。・・・ですが、海外オクで当初は日本には発送してくれない設定でした。何度か出品者様に連絡を取り、譲って頂きました。

先ずは赤い方の個体。こちらは箱付きの美品でホイールに若干の溶けが生じている以外は中々のコンディションでした。即決出品で価格はそれなりに高かったのですが、出回る事自体が非常に珍しく購入を決意したのですが・・・そのシッピング先はEU圏オンリー。つまり日本には発送してくれない設定だったのです。こうなったら送料が高くなっても日本の代行サイトを利用しようかとも考えたのですが・・・残念ながらそちらでフォローされるのはアメリカ・イギリス・ドイツからの出品で、フランスから出品されていたこのモデルは検索しても現れず・・・。しかたなく海外オクの方で出品者様に直接交渉すること数回。こちらの熱意が通じなんとか譲って頂く事に成功したのです。柔軟な対応をして下さった出品者様には本当に感謝です。

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↑白い個体は当初から日本へも発送してくれる設定でしたが、即決ではない出品。多少競り合った上で何とか落札。届いた時点ではこのようなコンディションでした。

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↑コチラが整備後の状態。ミントとは言えませんがそこそこ見られるようなったかなと思います。汚れていましたが、クリアパーツにひび割れがなく、ホイールの溶けも奇跡と言ってよいくらい発生していないのが購入の決め手でした。

続いて白い方の個体。こちらはアメリカからの出品で日本にも発送してくれる設定だったのですが、出品時のコンディションは余り良いとは言えない物でした。こちらは即決ではなくオークションだったので若干の応札があったのですが、前述のようにコンディションが良くなかったため安価に落札する事が出来ました。・・・しかし届いたモデルのボディは汚れ、ストライプのステッカーはかすれて端の部分が剥がれて丸まってしまっていました。また右側のドアはボディの内側に入り込んでいました。先ずはモデルをそっと分解し、台所用の中性洗剤をたらした水&ティッシュペーパーで各部を徹底的にクリーンナップ。クリアパーツをコンパウンドで磨き、陥没していたドアを直し、残念ながら剥がれて丸まってしまった部分のストライプは切除しました。そして組みなおしたのがご覧の状態。ミントとは言えませんが、そこそこのコンディションにはなったかなと思います。

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↑旧いモデルはお金を積んだだけでは買えません。それゆえ入手出来た時の喜びもまた格別。精密ではありませんがマスタングらしさはしっかり捉えられています。時代の空気と共に楽しむべき物だと思います。

と、それぞれ異なる苦労の末に捕獲した2台のマスタング=2頭のユニコーン。無事手元に届いた時には本当に嬉しかった・・・。どの位嬉しかったかと言うと、その後しばらくは枕元のチェストに2台を置いて寝たくらい(笑)。50を過ぎたオッサンが何をやっているのかと呆れられそうですが、嬉しかったんだから仕方がない。日本では殆ど知名度のないモデルですが、当方にとっては本当に宝物です。・・・で、このナコラル・チキカーズにはもう一台アメリカ車がラインナップされていました。それが何かは・・・実はそちらのモデルも捕獲済みなので次回続けてご紹介したいと思います。

酉年はじめは・・・迷ってこっち! NEO '73 & Yat Ming '79 Pontiac Firebird Trans-Am,

お正月も三が日を過ぎたので、ゆるゆると2017年の1/43cu.in.をスタートしたいと思います。

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↑ポンティアックの火の鳥と、最近我が家でプチブームになっているポインコ兄弟で酉年気分を盛り上げてみました(笑)。

遅まきながら新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。


午年(うまどし)の2014年から、新年最初の記事は干支にちなんだ車をご紹介している当ブログ。酉年(とりどし)の今年、鳥絡みのアメリカ車といえば真っ先に思い浮かぶのがポンティアックのファイアバード、そしてフォード好きの当方としてはサンダーバードも捨てがたい・・・ちょっと捻るならプリマスのスーパーバードと言う手もあるし・・・更に捻ればポンティアック・サンバードとか、クライスラーのイーグルとか(・・・ミニカーがない。。。)、鳥に因むアメリカ車は色々とあります。どれにするか迷いましたが、う~ん、ここはやっぱり一番分かりやすいクルマで行こうと思います。

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↑NEOにしては珍しい、メジャー車種のメジャーグレードでの製品化(笑)。レジン完成品の美しいモデルです。

・・・と言う事でファイアバード、それもエンジンフードに大きく翼を広げたグラフィックが描かれたモデル2台をチョイス。1台目はNEOの'73年型、長寿を誇った2世代目ファイアバードの初期のボディであります。大雑把に言うと'70年のデビューから'73年までがこのボディ。'74年からはノーズがスラントして・・・(以下略)。ネオにしては珍しく、ド直球・ド定番なチョイスでのモデル化でした(笑)。プロポーション・ディテール共に上々で迫力満点の2代目初期のイメージを捉えています。この年代のファイアバードは1/43でのモデル化が意外と少ないので貴重な存在です。当方が入手したホワイトの他、オレンジ色のバリエーションもあってこちらも中々カッコ良いです。

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↑ヤトミンの'79年型は安価な事もあってディテール&フィニッシュに多くは望めませんが、プロポーションはまずまず。この年式を1/43で製品化してくれたことに感謝です。今回ご紹介のシルバーは10周年記念限定車仕様。

2台目はヤトミンの'79年型トランザム、こちらは一転して2世代目ファイアバードでは最終型にあたるスタイルです。'79~'81年型がこのボディで、翌'82型で3世代目にバトンタッチしました。この辺りの年代も1/43では余りモデル化されていないので貴重な存在。前述のネオからするとかなりお手頃な価格設定のため、ディテール&フィニッシュはまあそれなりですが、プロポーションは良い感じではないかなと思います。今回ご紹介したシルバーはファイアバードの10周年記念限定車仕様です。他にブラックやマットブラックのバリエーションがあり、将来的にはゴールドやホワイトが追加になるかも?グリーンライトから映画”キル・ビル2(原題:Kill Bill Vol.2)”仕様が発売されており、当方未入手のため未確認ですが”60セカンズ”のエレノアの経験からするとYat-MingのOEMの可能性があります。

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↑有名なエンジンフードの火の鳥グラフィックも時代と共に変化している事が分かります。

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↑ポインコ弟とポインコ兄のノベルティストラップ。当家はdocomoユーザーではないのでネットオクで入手。。。



・・・鳥絡みのアメリカ車の中でも、ポンティアック・ファイアバードとフォード・サンダーバードは1/43でも比較的各年式が揃いやすい車種なので、今年の内に特集を組んでご紹介したいなと思っています。・・・と、なんとなく干支がらみ年初めを恒例化してしまったものの、該当する車種がない干支の年をどうするかはまだ全然考えていないのでした・・・。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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